メルマガ・広報誌

vol.23 (06月15日)

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◎ 【パプアニューギニア・ダイビング 古見きゅう 連載第2弾!】

はっきり言ってどこにいるのか分からない。親切なガイドが「ここだ!ここ!」
と指をさしてくれても分からないこともある。

 自然界に生きる動物たちは外敵から身を守るために、生息する環境にあわせ
 身体の色を変えたり、形までも変化させてしまうものも少なくない。
 この生き物たちの護身術のことを僕たちは「擬態」と呼んだりする。海の中にも、
 かなり手の混んだ擬態を披露してくる生き物がたくさん存在するのだが、
 今回はその中でもトップクラスの擬態マスターを紹介したい。
 タツノオトシゴという魚の存在をご存知だろうか?と、
 訊くまでもなく知らないという方の方が少ないかも知れない。
 水族館などでもよく目にするし、いわゆる魚らしくない姿が特徴的で、
 海水魚の中でも幅広く周知されている魚のひとつだろう。
 ちなみにこのタツノオトシゴの仲間は漢字で書くと「海馬」となり、
 英語では「Sea horse」(シーホース)と呼ばれる。
 ひょろりとした伸びた身体と面長の顏。たしかに海馬とは良く言ったものだ。
 
 タツノオトシゴの仲間は世界に中の海に生息していて、特別に珍しい生き物と
 いう訳ではないのだが、その中にはとんでもない種類がいる。
 それが写真のピグミーシーホースだ。タツノオトシゴが体長15cmほどだとしたら、
 こちらはおよそ1cm。数種類知られている極小サイズのタツノオトシゴたちを、
 総称でピグミーシーポースと呼ぶ。
 この種は特定のヤギ類(柔らかいサンゴの仲間)や海藻などを宿主として生活し、
 見事なまでに身体の色を同化させる。さらにヤギ類のポリプのようにポコポコと
 したコブを身体につけてものもいる徹底した擬態っぷり。
 たたでさえピント合わせが難しいのに、ゆらゆらとウネリに揺られ顏は常にうつむき、
 なかなかこっちを向いてくれない。不意に顔を上げる瞬間があるので、
 それをじーっと待つのみ。

 老眼の方は特に厳しいと聞くがピグミーシーホースを撮影するには
 「一に忍耐、ニに我慢、三が根気で、あとは運。」そこまで粘る価値があるのか
 無いのかは分からないけれども、個人的にはぜひ一度は見てもらいたい面白いお魚。
 こんな出会いがパプアの海にはたくさんいるのですね。

◯ Text by 水中写真家 古見きゅう 
東京都出身。本州最南端の町、和歌山県串本にて、タ?イヒ?ンク?カ?イト?として
活動したのち写真家として独立。 
現在は東京を拠点に国内外の海を飛ひ?回り、独特な視点から海の美しさやユニークな
生き物なと?を切り撮り、 新聞、週刊誌、科学誌なと?様々な媒体て?作品や連載記事なと?を
発表している。
著書に海の生き物たちのコミュニケーションをテーマとした写真集「WA!」
(小学館)なと?か?ある。 
2012年には自身初となる海外て?の個展も開催した。

公式サイト
http://www.nines-photo.com/

公式ブログ
http://ameblo.jp/nines-photo

*パプアニューギニア*
パプアニューギニアは、赤道のすぐ南に位置しており、
日本から直行便で約6時間30分の距離にあります。
世界で2番目に大きな島、ニューギニア島の東半分をはじめとする600の島々からなり、
南太平洋最後の楽園と言われ、そこには美しい海と、山々の深い緑、
長い歴史の中で受け継がれた伝統の文化が息づいています。自然と触れ合う旅、
文化を探訪する旅など、パプアニューギニアでは、
様々な旅の楽しみ方が皆様をお待ちしています。

パプアニューギニア政府観光局
URL: http://pngtourism.jp/

パプアニューギニア・ファンサイト
URL: http://pngfan.jp/

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◎ 【キナレートが急激に上昇】
6月中旬に1KINA35円程度が一挙に40円を超える水準まで上昇しました。
いろいろな憶測が飛んでいますが、事務局にて確認したところによりますと、
TTSとTTB (銀行での売り買いの差)が今まであまりにも大きすぎたものを
修正したために一時的に、との話もございます。 さて真のところは如何に。

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◎ 【事務局の移動】
総会において、事務局の移転が承認されました。 今までの西日暮里から
赤坂へ移動になります。  
今まで、コスモメディア社には大変にお世話になりましたが、今後も事務作業
など、引き続きお世話になります。

今後の連絡先などは、次の通りです。ワールドビジネスコミュニケーション社
には大変にお世話になります。

物理的な引っ越し作業は7月中を予定しておりますが、今後の
お問い合わせなどは、次へお願い申し上げます。

日本パプアニューギニア協会事務局
東京都港区赤坂6-4-15シティーマンション赤坂2階
日本ビジネスライン株式会社内
TEL:03-5545-5100 FAX:03-3588-0776
MAIL:info@jpng.or.jp
HP:http://www.jpng.or.jp

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥......


 安倍首相のPNG訪問も近づいてきていおります。
 お伝えできる条件が整いましたら、できるだけ早く皆さまにご連絡もうし
 あげます。

 事務所の引っ越しが完了いたしましたら、改めてご案内いたします。
 PNGの戦争関係の資料や過去の雑誌類などのストックもございますので、
 引っ越し完了後、皆さまに再び公開させていただきます。
 今しばらくお待ちください。

 次号のごくらくちょう(44)は7月末の発行予定です。

 TOKTOK回は、8月中に一度計画を予定しております。

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