メルマガ・広報誌

vol.27 (07月23日)

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◎ エクソンのパプアニューギニア開発、LNG施設拡張へ=関係者  

シドニー】パプアニューギニアの天然ガスプロジェクトで米石油大手エクソンモービルと
協業するオーストラリアのオイル・サーチは、精製プラントの大幅拡張を正当化するだけの
ガスが発見できることに自信を示した。 
オイル・サーチは、「ハイズ」ガス田などがあるパプアニューギニアの高地に、
既存の精製プラントを少なくとも1トレイン分拡大するだけの資源が存在するとの見方だ。
トレインはガスを冷却し、液化する一連の装置を指す。
パプアニューギニア産の液化天然ガス(LNG)は急成長するアジア市場へ輸出される。 
同社のペーター・ボッテン最高経営責任者(CEO)はインタビューで
「年末までにハイズ・ガス田の規模と形がかなり明らかになるだろう」とし、
「(既存の2トレインに加え)さらに2つとまでは言わないが、施設拡張に十分な資源が
存在することを信じている」と述べた。 
190億米ドル(約1兆9000億円)をかけたパプアニューギニアでのプロジェクトからは、
予定より3カ月早く5月にLNGの輸出が始まった。
既存の2トレインのLNG生産能力は年690万トンで、
日本の昨年のLNG輸入量全体の約8%に匹敵する。

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◎ 坂東市がパプア・タリ市と姉妹都市協定   

7月10日、坂東市代表団がパプアニューギニア独立国ヘラ州タリ市を訪れ、
同国金融大臣、タリ市長ら出席のもと、姉妹都市協定を結びました。
締結式には1万人以上のタリ市民が集まり、大歓迎を受けました。

タリ市はパプアニューギニアの首都ポートモレスビーから北西に約800km、
標高2,000mの高地に位置し、人口は約5万人。市民の約8割が農業に従事しています。

坂東市とパプアニューギニアは、平成21年に現パプアニューギニア名誉領事が
坂東市内の農園を視察されたことを始まりに、平成23年には中古消防車を同国に寄贈、
今年6月には同国金融大臣が坂東市の農業技術を視察するなど各種交流を続けてきました。
今後は、農業技術指導や農業研修生の受け入れなどの交流を目指していきます。


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◎ 安倍首相、山本元帥戦死の地・パプアニューギニアで戦死者碑に献花
―韓国メディア

韓国メディア・中央日報は、日本の安倍晋三首相が11日に太平洋戦争の激戦地・
パプアニューギニアで、歴代首相で初めて日本の戦死者碑に献花を行ったと報じた。
中国メディア・中国新聞網が13日伝えた。

記事は、「安倍首相が平和憲法の根幹を翻して集団自衛権解禁を決定すると、
すぐに20万人あまりの旧日本軍戦死者を出したパプアニューギニアを訪れた」と
指摘したうえで、「『明らかに意図がある行動』との批判が出ている」と伝えた。

安倍首相は、戦没者碑に献花して手を合わせた後の会見で
「戦争の惨禍を繰り返してはならない。
日本が世界平和を実現する国に変わることを霊前に誓った」と述べた。
しかし、一方で「故郷を離れ祖国のために戦死した12万人の犠牲者がいてこそ、
今の日本の平和と繁栄がある。
今日はこの事実を再認識し、敬意を持ちつつ戦死者の冥福を祈った」とも語った。

この発言は、太平洋戦争を正当化するように聞こえる。
右翼勢力にとってパプアニューギニアが象徴的意味を持っているということを
安倍首相がよく理解しており、国内の保守層を頭に入れたうえでの発言との分析もある。

1943年にパプアニューギニアで戦死した山本五十六元帥は靖国神社に位牌が
安置されている。だが、生きていればA級戦犯指定されていたことは間違いない。
このため、安倍首相が現地への献花と靖国神社を同じ脈絡で捉えているとする指摘もある。

また、安倍首相は、先月現地に設置された韓国人犠牲者追悼塔には行かなかった。

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◎ 中国の南洋進出を牽制、安倍首相のパプアニューギニア訪問

 オセアニア歴訪の安倍晋三首相は10日、豪州に次ぎパプアニューギニアを訪れた。
日本の首相がパプアニューギニアを訪れるのは1985年の中曽根康弘元首相以来、
29年ぶり。首相があまりなじみのないニューギニアに足を踏み入れたのは、
中国の南洋進出を牽制(けんせい)する戦略思考が働いている。
(池永達夫) 南洋版「真珠の首飾り」戦略 警戒強める日米豪 「海洋大国」を
打ち出した中国の習近平政権は、尖閣諸島や南シナ海、インド洋だけでなくフィジーや
パプアニューギニアなど南洋諸島にも進出している。

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◎ 第5回TOKTOK会 開催のお知らせ

『美しい海と発展が共存する首都、ポートモレスビーでの10年間と、PNGの海の魅力』

講師:中浦恵子さん

8月20日(水) 18:00ー

場所:航空会館 会議室  (新橋、内幸町 至近)
会費:懇親会費をお願いする予定です。

http://www.aero.or.jp/map/map_kaikan.htm

ポートモレスビーのダイビングセンターで、ダイビングインストラクターを
10年なさっている中浦恵子さんを御迎えして、ポートモレスビーでの生活や
ダイビングの魅力についてお話いただきます。

終了後懇親会を予定。 
正式なご案内状は近々に送付させていただきます。

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◎ 「安倍総理大臣のパプアニューギニア訪問の概要と成果を考える会」
~日本とパプアニューギニアの新しい一歩に向けて~
開催のお知らせ

主催:日本パプアニューギニア協会
講演:日本パプアニューギニア友好議員連盟、外務省(申請中)、
太平洋諸島センター(PIC)、東部ニューギニア戦友遺族会、全国ソロモン会

8月8日(金)に標題の会合を開催する運びとなりました。

詳細及び申込書は、別途ご案内状を本日EMAILにて送付させていただきます。

日時: 8月8日(金) 14:00-17:00 (16:00-懇親会)
場所: 航空会館 会議室  (新橋 内幸町 至近)
http://www.aero.or.jp/map/map_kaikan.htm
会費: 協会会員 1000円  一般2000円

講演者:

長原さおり氏:外務省 大洋州課 課長補佐;    総理訪問の概要と成果
田中和徳先生:日パプアニューギニア友好議員連盟会長:今後の議連の役割について
堀江正夫氏: 東部ニューギニア戦友遺族会会長:総理訪問と今後の遺骨収集事業)
小川和美氏: 太平洋諸島センター所長: 経済界団体の総理同行の取りまとめについて
井田 徹氏: 晃和木材株式会社代表取締役: 経済界からのご報告
予定   : 総理同行企業よりご報告

質疑応答

皆さんのご参加をお待ち致しております。

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥......

 8月はTOKTOK会、総理PNG訪問の概要と成果を考える会の開催の
会も盛んになってまいりました。