vol.52 (07月08日)
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◎ PNG ships 100th LNG cargo to Japan (June 16, 2015)
http://news.pngfacts.com/2015/06/png-ships-100th-lng-cargo-to-japan.html
Papua New Guinea has shipped 100th cargo of liquefied natural gas (LNG)
from the US$19 billion (K15 billion) Papua New Guinea LNG Project to Japan
over the weekend.
According to ExxonMobil PNG Ltd, the 163,000m3 of LNG was bound for Japan's
Tokyo Electric Power Company Inc. (Tepco), the same customer that received
the first cargo last May.
More than 7 million tonnes of LNG have been exported since the project
commenced production in April 2014.
Managing director Andrew Barry said this milestone further underpinned PNG LNG's
reputation as a reliable producer of gas.
"Since export operations began an LNG carrier has been loaded on average every 3-4 days
with continuous operational excellence.
"This achievement is the result of an excellent performance delivered
by world class facilities and an exceptional workforce."
The PNG LNG Project is expected to produce more than 9 trillion cubic feet of gas
over the estimated 30 years of operations.
It would provide long-term supplies of liquefied natural gas to four major customers
in China, Japan and Taiwan.
Those customers include China Petroleum and Chemical Corporation (Sinopec),
Osaka Gas Company Ltd, Tokyo Electric Power Company Inc (TEPCO) and CPC Corporation.
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◎ かつお節、ピンチ=南太平洋、入漁料負担に (2015年6月21日)
http://jp.wsj.com/articles/JJ10891768945940563914820113295680575523667
太平洋の南方海域で操業する日本のカツオ・マグロ漁船が、コストの上昇にあえいでいる。
最大の要因は周辺国に支払う入漁料の大幅引き上げだ。巻き網漁船に続き、来年から、
はえ縄漁船の入漁料も上がる見通し。この海域は、かつお節原料となるカツオの一大供給地で、
漁業者からは「このままでは操業が困難になる」と悲鳴が上がる。
主な漁場は、太平洋の赤道付近に広がるミクロネシア連邦やパプアニューギニア、
キリバスなど8カ国の排他的経済水域(EEZ)だ。
特にカツオの漁獲の多くは、焼津港(静岡県)や枕崎港(鹿児島県)などで水揚げされ、
国内のかつお節需要の約7割を賄う。
日本の巻き網船は従来、水揚げ高の5%程度を入漁料として払ってきたが、
8カ国は2012年に操業日数に応じて入漁料を課す共通方式を導入。
12年は1日当たり最低5000ドルだったが、14年は6000ドル、
今年は8000ドル(約98万円)に値上げされた。
海外まき網漁業協会(東京)によると、1隻当たりの負担は導入前に比べ4~5倍に膨らみ、
年間支払額は約2億円に上るという。
8カ国は6月中旬に開いた閣僚会合で、来年の巻き網船の入漁料は8000ドルで
据え置くことを決定。
また、来年1月からマグロのはえ縄船にも同様の方式の入漁料を課すことを確認。
はえ縄船の入漁料も引き上げが確実視されている。収入の最大化に向け、
操業枠の入札制度も取り入れ始めた。
日本側の関係者は「良好だった島しょ国との関係が様変わりした」と嘆く。
魚価の低迷、海外の大型船との競争、燃油コストの上昇と遠洋漁業者を取り巻く環境は厳しさを増し、
業界団体などは政府に入漁料の補助などを求めている。
水産庁は「直接支援は難しい」(幹部)との立場だが、巻き網船の規制緩和や経営規模の
拡大などで生き残りを後押しする検討を始めた。
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◎ ニューギニア航空、バヌアツ線就航、漁業関係者など需要見込む (2015年6月23日)
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=67859
ニューギニア航空(PX)は6月24日から、週1便でポートモレスビー/ホニアラ/ポートビラ線の
運航を開始する。
ポートモレスビーはパプアニューギニア、ホニアラはソロモン諸島、ポートビラはバヌアツの首都で、
今年3月に3ヶ国間で、輸送力強化に向けた航空協定を締結したことを受けて新設した。
機材はフォッカーF100型機。
週1便で運航している成田/ポートモレスビー線との同日接続はできないためレジャー需要は見込めないが、
PXでは日本の漁業関係者の業務渡航需要を見込むという。
日本/ポートモレスビー間については、日本航空(JL)などの成田/シンガポール線、
PXのシンガポール/ポートモレスビー線と接続が可能。
なお、バヌアツは今年3月にサイクロンの直撃により大きな被害を受けたものの、
PXによればポートビラの空港は比較的被害が少なく、早期に復旧したという。今回の新規路線就航により、
ポートモレスビー/ホニアラ線は週3便から週4便に増便する。
▽PX ポートモレスビー/ホニアラ/ポートビラ線 運航スケジュール(6月24日~)
PX082便 POM 10時00分発/HIR 13時20分着(水)
HIR 14時10分発/VLI 16時10分着
PX083便 VLI 08時00分発/HIR 10時00分着(木)
HIR 10時50分発/POM 12時10分着
(参考:シンガポール/ポートモレスビー線)
PX393便 SIN 20時15分発/POM 04時15分着※翌日(火)
PX392便 POM 15時00分発/SIN 04時15分着※翌日(木)
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◎ Japan to resume whale hunting in the Antarctic despite opposition
http://news.pngfacts.com/2015/06/japan-to-resume-whale-hunting-in.html
Japan's chief whaling negotiator has confirmed its ships will return to
the Antarctic this year to hunt whales, despite a call by global regulators
to provide more evidence that the hunt has a scientific purpose.
Joji Morishita said the debate about whether or not Japan should be killing
the mammals had long since moved away from science and into politics.
The scientific committee of the International Whaling Commission (IWC) said
Japan had failed to give enough detail to explain why it wanted to kill
almost 4,000 minke whales in the Antarctic over the next 12 years.
Despite international disapproval, Japan had hunted whales in the Southern Ocean
under an exemption in the global whaling moratorium that allowed for lethal research.
It makes no secret of the fact that meat from the mammals ? killed ostensibly for research ?
is processed into food, and said the whale population in any case was big enough to
allow sustainable whaling.
"There is no definite conclusion in the report itself ...
which is not so surprising in the IWC, because as we know very well the IWC is
a divided organisation," Morishita said.
"Because of this division, even the scientific committee is always having difficulty
of coming up with some kind of a conclusion.
"Still ... we will try to provide as much scientific research as possible
and try to get" approval from the scientific committee for their go-ahead."
Japan does not need permission from the IWC to press on with its
lethal sampling hunt in December, as it is ultimately up to individual countries
to issue permits for whaling on scientific grounds.
However, Tokyo is always keen to appear to be complying with international rules.
Japan believes the world's whale population, especially the minke stock,
is sizeable enough to accommodate a return to sustainable whaling,
putting it at odds with campaigners and anti-whaling nations.
It accuses opponents of being emotional about whales and disregarding
what it says is evidence to support its position.
Last year, the highest court of the United Nations,
the International Court of Justice, ruled that the annual Southern Ocean expedition
was a commercial hunt masquerading as science to skirt the international moratorium.
SOURCE: AFP
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◎ PNG 無償資金協力 (27年6月3日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/gaiyou/odaproject/pacific/png/contents_01.html#2701
パプアニューギニアでは,サイクロンや地震等の自然災害のリスクが高く,
災害に対する脆弱性の克服のために,早急かつ十分な災害対策の実施が課題となっています。
今回の協力は,自然災害に脆弱なパプアニューギニアに対して,
我が国で生産される機材・製品等を購入するための資金を供与するものです。
今回の協力は,第7回太平洋・島サミットにおいて我が国政府が支援を表明した重点分野である
「防災」に資する協力として実施します。
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◎ 青年海外協力隊員4人が知事を表敬訪問 (2015.6.27)
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20150627000132
国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員などとしてネパールなどに赴任する
4人がこのほど、県庁に浜田恵造香川県知事を訪ね、現地での活動への意気込みを語った。
訪問したのは、ネパールで保健衛生や栄養改善などに取り組む安藤麻優子さん(31)=観音寺市=と
パプアニューギニアで理科教育を担う多田康記さん(28)=同=の青年海外協力隊員2人のほか、
シニア海外ボランティアとしてミクロネシアで廃棄物処理を行う片山正敏さん(65)=高松市=、
ボリビアの日系3、4世に日本語を指導する日系社会青年ボランティアの武田紗里さん(26)=同=。
知事は赴任国で香川を紹介してもらう「KAGAWA草の根協力特使」の委嘱状を手渡し、
「健康に気をつけて頑張ってください」と激励。安藤さんはネパールで4月下旬に発生した大地震に触れ、
「防災教育にも取り組みたい」と意欲を示した。
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◎ 陸上自衛隊、パプアニューギニア国防軍軍楽隊の育成を実施(2015.6.28)
http://guntaichannel.blog.jp/archives/45339999.html
陸上自衛隊は6月19日、6月23日から8月7日にかけて、
パプアニューギニア国防軍軍楽隊の育成を実施すると発表した。
朝霞駐屯地中央音楽隊が担当する。
パプアニューギニア国防軍軍楽隊の隊員2人が参加する。
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◎ 捕虜輸送船もんてびでお丸沈没から73年 豪で慰霊祭 (2015.6.29)
http://www.asahi.com/articles/ASH6X3Q08H6XUHBI00J.html
太平洋戦争中に日本軍の捕虜になったオーストラリア人らを乗せた輸送船
「もんてびでお丸」が沈没した事件の慰霊祭があった。
1千人以上が死亡した悲劇を忘れまいと、退役軍人ら数十人が出席し、祈りを捧げた。
もんてびでお丸 は1942年6月、日本軍と連合軍の戦場だったニューブリテン島
(現パプアニューギニア)のラバウルから豪州人の兵士や民間人ら1千人以上を乗せ、
中国の海南島へ向かった。捕虜運搬の印を付けておらず、フィリピン沖を通った同年7月1日に、
米潜水艦の攻撃を受けて沈没。豪州人捕虜は全員が死亡した。
豪州史上最悪の海難事件とされる。
沈没は45年の終戦まで公表され ず、詳細は現在も不明だ。
遺族や退役軍人が中心となって事件から70年の2012年、
キャンベラにある戦争記念館の敷地内に「ラバウル・もんてびでお丸慰霊碑」を建てた。
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◎ 建築技術学び地元で活用 (2015.7.2)
http://www.townnews.co.jp/0304/2015/07/02/289733.html
町田市真光寺町の(株)鈴木瓦店で、パプアニューギニアから来たアパ・コアさん(26)
とアガスティン・モンゴル・アバさん(22)が建築の技術を身に付けるため研修を受けている。
2人は4月上旬に来日。実践を通しながら建築技術に関することを学んだ。
社長の志村容一さんは「パプアニューギニアは、地震も多く風雨など自然も厳しい。
街はどんどん都会化しているが、現地の環境に合った建築技術が必要とされている。
日本と同じような環境なので、日本の建築技術を学んで地元で活かしてほしい」と話す。
志村社長が所属する東京町田クレインライオンズクラブは、これまで長年にわたり同国への
教育支援や奨学金などを提供し続け、物資のみならずホームスティの受入れや技術の提供など
実施してきた。
志村社長は、こうした現地の人たちとの交流の中から、同国に宿泊施設『志村ロッヂ』を建設。
地元の人たちの雇用と交通網の拠点として利用されている。
6月下旬に帰国した2人だが、アバさんは卒業後に同ロッヂに就職する予定だという。
「色々なことを学べたし、東京タワーや多摩動物園にも行けて本当に良かった。
しゃぶしゃぶ、お寿司が美味しかった」と笑顔で話していた。
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◎ 「教科書では学べない戦争」櫻井翔 池上彰 伝える戦後70年特番 (2015.7.4)
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2015070402000187.html
嵐の櫻井翔(33)とジャーナリスト池上彰さん(64)が、それぞれの視点で戦争を取材し、
伝える戦後70年特別番組「櫻井翔&池上彰 教科書では学べない戦争」が
日本テレビ系で8月4日午後9時から放送される。
同番組のMCでもある2人が「戦争」をわかりやすく伝えるべく、スタジオを飛び出す。
櫻井が取材したのは日本の重要な基地があったパプアニューギニアのラバウル。
現地で70年前の若者たちが経験した過酷な現実を知った櫻井は、帰国後、
元特攻隊員に「特攻隊は本当に志願だったのか?」との疑問をぶつける。
池上さんは米国で世界最先端の核施設を日本のテレビでは初めて取材。
人類初の核実験が行われたニューメキシコ州の実験場も訪れる。
「NEWS ZERO」キャスターとしてこれまでも戦争を取材してきた櫻井は
「自分の中でも大きな軸である戦争の番組に携わることができ、光栄に思います。
強行ながらも濃密な取材ができたかと思います。
池上さんと共に、1人でも多くの方に、あの戦争を知るお手伝いができたらと思っております」
と意欲を語る。
池上さんは「若い櫻井さんと2人で担当できることは楽しみです。
櫻井さんは若い感性で何を感じたのでしょうか。あの戦争とは何だったのか、
みんなで考えてきっかけになればと思います」とコメントしている。
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◎ パプアニューギニアに対する無償資金協力に関する書簡の交換 (平成27年5月29日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002174.html
1 本29日,パプアニューギニア独立国の首都ポートモレスビーにおいて,
我が方松本盛雄駐パプアニューギニア大使と先方リムビンク・パト外務移民大臣
(Hon. Rimbink Pato, Minister for Foreign Affairs and Immigration)との間で,
供与額3億円の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
2 パプアニューギニアでは,サイクロンや地震等の自然災害のリスクが高く,
災害に対する脆弱性の克服のために,早急かつ十分な災害対策の実施が課題となっています。
今回の協力は,我が国で生産される機材・製品等を自然災害に脆弱なパプアニューギニアへ
供与することを通じ,パプアニューギニアの経済社会開発を支援するのみならず,
同機材,製品等に対する認知度の向上を図り,継続的な需要を創出し,
日本経済の活性化に貢献するものです。
3 今回の協力は,5月22日及び23日に福島県いわき市において開催された
第7回太平洋・島サミットにおいて,我が国政府が支援を表明した重点分野である
「防災」に資する協力として実施するものです。
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◎訃報 文化人類学者 西江雅之氏
http://digital.asahi.com/articles/ASH6L3DTRH6LUTIL007.html
アフリカ研究の先駆者の一人で、エッセイストとしても知られる言語学者で文化人類学者の
西江雅之(にしえ・まさゆき)さんが14日、膵臓(すいぞう)がんのため死去した。
77歳だった。葬儀は近親者のみで営まれた。後日、しのぶ会を開く予定。喪主は長男アレンさん。
東京生まれ。早稲田大学大学院を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院で学んだ。
東アフリカ、カリブ海域、インド洋諸島などを中心にフィールドワークを重ね、
20代で日本初のスワヒリ語の文法書、辞典を編集した。早稲田大、東京外国語大、
東京芸術大など多くの大学の教壇にも立った。また、世界各地の暮らしや自然を詩的な文章による紀行、
エッセーとして発表。中学・高校の国語の教科書にも採用された。
著書に「アフリカのことば」「ヒトかサルかと問われても」「異郷日記」「食べる」など多数。
事務局加筆:
西江雅之追悼 "おと"と"ことば"の集い
日時:2015年8月29日(土)
12:30開場 13:00開演 2時間程度
会場:旧前田家本邸 洋館
東京都目黒区駒場4-3-55
目黒区立駒場公園内
○交通案内
京王井の頭線「駒場東大前」駅 西口下車 徒歩12分
小田急線「東北沢」駅又は代々木上原」駅 徒歩13分
東京メトロ千代田線「代々木上原」駅 徒歩13分
東急バス渋谷駅から幡ヶ谷行き「代々木上原」徒歩3分
http://www.locationbox.metro.tokyo.jp/catalog/culture/005256.php
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◎戦後70年「上原敏母校で熱唱」
パプアニューギニアウエワクで戦死された昭和歌謡の「上原敏さん」を
思う「上原敏の会」主催の企画が同氏の母校である専修大学で本年10月に
開催される旨、主催者(協会会員)よりご連絡をいただきました。
詳細は後日改めてご案内い申し上げます。 ご興味のある方はぜひともご参加ください。
平成27年10月17日(土) (開催予定)
(時間)13時00分~16時30分終了
(場所)専修大学神田キャンパス
(5号館4階 541教室)
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編集後記
総会などの対応でメルマガの配信が遅れました。お詫びいたします。
総会の決定事項などは、次号の「ごくらくちょう」にてご案内申し上げます。
また、HPは間もなくリニューアルの予定ですので、お楽しみに。
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