メルマガ・広報誌

vol.80 (6月10日)

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◎ 身元不明戦没者を慰霊...拝礼式に首相ら550人 (2016.5.30、読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160530-OYT1T50111.html
 第2次世界大戦とシベリア抑留で亡くなった身元不明の戦没者を慰霊する
「拝礼式」が30日、東京都千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開かれた。 
戦後71年となる今年は、常陸宮ご夫妻をはじめ、安倍首相や遺族代表ら
約550人が参列。政府の遺骨収集団がパプアニューギニアやミャンマー、
ロシアなどで収容した遺骨のうち、遺族に引き渡せなかった2337柱が
新たに納骨された。これにより、同墓苑に納められた遺骨は計36万4896柱となる。

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◎ 豪グレートバリアリーフの一角、3分の1以上のサンゴが死滅途上 
(2016.6.1、時事通信)
http://www.jiji.com/jc/article?k=20160531034253a&g=afp
【シドニーAFP=時事】オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁、
グレートバリアリーフの一部では、地球温暖化による白化現象によって
少なくとも35%のサンゴが死滅した、あるいはその途上にあるとの研究結果が
30日に発表された。
 今回の評価は、数か月に及ぶ上空からと水中での調査を受けて行われた。
3月には、海面温度の上昇に伴い、史上最悪の白化現象が起きていることが
初めて明らかになったばかり。
 豪ジェームズ・クック大学を拠点とするオーストラリア研究会議気候
システム科学センターサンゴ礁研究センターのテリー・ヒューズ所長によると、
地球温暖化は世界遺産のグレートバリアリーフを破滅させている。
 特にグレートバリアリーフの北部から中央部にあたる
豪クイーンズランド州タウンズビル沿岸からパプアニューギニアの間では、
35%のサンゴ礁が死滅したか、その途上にあると言う。ヒューズ氏は
「温暖化による大規模な白化現象が起きたのは、過去18年で3回目。
今回はこれまでの測定よりもずっと極端な状況だ」と述べた。
 同大学を含むサンゴ研究の主要3大学による共同声明では、
サンゴが回復するには少なくとも10年を要するが
「死滅してしまったサンゴ礁のうち最も巨大で古いものの回復には、
もっと多くの時間がかかるだろう」という。
 ジェームズ・クック大の研究チームは4月、
全長2300キロのグレートバリアリーフの93%に白化現象が
広がっているとする報告も発表している。
     
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◎ コーヒーを坂東の名産品に 姉妹都市が縁 パプアニューギニアの豆で開発 
(2016.6.2、東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201606/CK2016060202000168.html
 パプアニューギニアのタリ市と姉妹都市を結ぶ坂東市は、
同国産のコーヒー豆を使った新商品「PNGハイランドコーヒー」を開発した。
ふるさと納税の返礼品として活用するほか、今秋にオープンする観光交流センター
「秀録」での販売を予定している。市企画課は「地元特産の日本茶のさしま茶と並んで、
坂東の新しい名産品として育てていきたい」と意欲的だ。
 坂東市は二〇〇九年、イチゴによる民間交流をきっかけに、
パプアニューギニアとの交流が始まった。
オニール首相が来日した際、農業が基幹産業のタリ市と姉妹都市提携の提案があり、
一四年に締結した。今回の新商品の開発は、同国の農業振興策の一環。
 パプアニューギニア産のコーヒー豆は、主に赤道に近い標高
1,000メートルを超す高地で生産される。
熱帯雨林気候の環境が、良質なコーヒー豆を育てる。
現地では、コーヒーを飲む習慣はあまりなく、主に輸出が中心で知名度は低いが、
日本でも流通しているという。
 コーヒー商品の製造・販売を手掛ける「サザン珈琲」(常陸大宮市)が輸入、
焙煎(ばいせん)を行っている「チモトコーヒー」(東京都大田区)が開発で協力した。
 甘みと酸味のバランスが取れた「マイルドテイスト」と、
程よい苦味と後味の余韻が残る「ストロングテイスト」の二種類がある。
プラスチックの専用容器でドリップし、本格的なコーヒーが楽しめる。
 マイルドとストロングを五パックずつ計十パック詰めたセットと、
同じく二十七パックずつ計五十四パック詰めたセットを販売する予定。
価格は未定。 (原田拓哉)

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◎ 復元ゼロ戦、岡山に飛来 熊本上空の慰問飛行終え (2016.6.3、 山陽新聞)
http://www.sanyonews.jp/article/360086
太平洋戦争中の日本海軍の主力戦闘機として知られ、
日本人が所有する零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の復元機体が3日、
岡南飛行場(岡山市南区浦安南町)に飛来した。
航空関係者によると戦後、日本人所有のゼロ戦が岡山上空を飛ぶのは初めてという。
 機体はパプアニューギニアで1970年代に発見、修復され、
ニュージーランド在住の会社経営石塚政秀さん(55)が
米国人オーナーから購入して14年、日本へ持ち込んだ。
わが国の技術力や平和について考える契機にと東京の会社などがフライトを企画。
熊本地震を受け、被災地を励まそうと熊本県PRキャラクター
「くまモン」のシールを両翼にあしらった。
 5月31日、甚大な被害が出た熊本県益城町(ましきまち)の上空を慰問飛行。
復興への願いを込め、東日本大震災で被災した福島県へ向かう計画だったが、
安全面を考慮し、岡山で打ち切った。
石塚さんは「最終目的地まで行けないのは残念だが、米国で準備を整え、
再び日本の空に戻ってきたい」。

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◎ ブーゲンビル鉱山再開に期待(パプアニューギニア) (2016.6.6、PICニュース)
http://blog.pic.or.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=2313
元ブーゲンビル革命軍(BRA-Bougainville Revolutionary Army)で司令官を務めた
サム・カウオナ(Sam Kauona)氏が、2019年の国民投票後の鉱物資源と
その他分野の開発を行い、経済発展を遂げようと各派の指導者たちに呼びかけた。
また、ブーゲンビル自治政府に対し、Rio Tintoに鉱山開発一時停止措置を解除させるよう
求めている。
カウオナ氏は、Rio TintoまたはBCLに開発させれば地元住民に利益はないとしており、
両社とも内戦中で死亡した人たちに何の補償もしていないと非難している。
(The national/ May 27, 16)

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◎Japanese Military Donates Musical Instruments to PNG Defence Force 
(2016.6.7、EMTV Online)
http://www.emtv.com.pg/article.aspx?slug=Japanese-Military-Donates-Musical
-Instruments-to-PNG-Defence-Force&subcategory=Top-Stories

By Lorraine Gabina - EM TV News, Port Moresby

In a step towards building relations with Japan's military,
the PNG Defence Force today accepted a donation of musical instruments
toward the military band.

The grant contract signing was officiated today by Japan's Ambassador to PNG,
Morio Matsumoto, and PNGDF Commander, Brigadier General Gilbert Toropo,
at the ambassador's official residence.

As PNG prepares for the 2018 APEC conference, this contract signing seeks to
develop the PNGDF band that will play a role in the staging of the summit.

Japan's government has extended its assistance to the value of US$104,448,
through its Grant Assistance for Cultural Grassroots projects (GCGP)
for the procurement of musical instruments of the PNG military band
making it possible to form a 32-man band.

Asked about the Papua New Guinea Defence Force's relations with Japan,
Brigadier General Toropo said he is excited about the contract signing,
not only for the band, but also for the new-found relationship with the Japanese embassy,
as he believes it will open doors for more opportunity for the Defence Force
to build relations with Japan, who is a strong nation, in terms of military power.
The Japanese government believes the provision of musical instruments
will help the PNG military band step up in its performance come 2018.

Japan's Prime Minister, Shinzo Abe, last month reaffirmed Japan's willingness
to support PNG's preparation for the 2018 summit.
Japanese Ambassador to PNG, Morio Matsumoto, on behalf of Japan,
asked the PNGDF to manage the project well that will in turn build
and enhance capabilities of the military band;
concluding with expression of determination to further enhance the Japan-PNG relations.

The provision of musical instruments will be complimented
by Japan's technical training provided by Japanese experts
to the PNGDF band in the near future.

Furthermore, on Japan's support for the APEC 2018,
this cultural grant assistance follows the announcement of Non-profit grant aid
of approximately K13 million on April 5th this year for procuring buses
for APEC logistics along with educational materials for PNG's remote areas.

Also, Japan's government plans to provide capacity building training
for PNG government officials in order to contribute to enhancing their policy
making capabilities for the 2018 APEC summit.

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◎  デモ隊に発砲 (2016.6.9、毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160609/ddm/007/030/190000c
 オーストラリア放送協会(ABC)によると、
南太平洋のパプアニューギニアの首都ポートモレスビーで8日、
オニール首相の汚職疑惑に抗議する大学生のデモ隊に警察が発砲した。
警察の発表によると、23人が負傷し、うち5人が重体。
政府は発表で、警察が催涙弾を使い、威嚇射撃をしたと説明した。
ABCによると、学生側は約1000人がデモをしようとしていた。【共同】

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◎首相退陣求める学生デモで警察発砲、パプアニューギニア (2016.6.9、
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2793082.html

 南太平洋の島国パプアニューギニアで8日、
首相の退陣を求めてデモを行う学生らに警察が発砲しました。

 首相の退陣を求めるデモ隊が道路で大声をあげています。
すると突然銃声が響き、デモ隊は一斉に逃げ出しました。
パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで8日、デモ隊と警察が衝突し、
警察は学生に発砲しました。
オーストラリアのメディアは4人が死亡したと報道していますが、
警察は「死者はおらず、23人が負傷した」と発表しています。

 オニール首相をめぐっては、不正な支出に絡む汚職疑惑で、
2014年に逮捕命令が出ていましたが、首相は疑惑を否定し、
逮捕状の執行を停止させています。(09日08:34)

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◎ パプアニューギニアについての海外安全情報(危険情報)の発出 
(2016.5.2、外務省)

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?id=75&infocode=2016T107#ad-image-0
●ブーゲンビル島アラワ市以南(アラワ市街地及びキエタ市を除く)
:「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(継続)
●上記を除く全地域:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1.概況

(1) パプアニューギニア(以下PNG)では依然として失業者や生活困窮者が多く,
これら困窮者や失業した若者グループによる金品強奪を目的とした犯罪が頻発しており,
治安の悪化に歯止めがかからない状況となっています。
犯行の手口は,5~10名の若者が「ラスカル」と呼ばれるひとつのグループとなって,
蛮刀,ナイフ,銃または手製銃などを使用し犯行を行うことが多く見られます。
また,首都特別区及び主要都市部では物価の高騰が進行しており,
一方で失業者や不法居住区の数が増加しているため,
これらの者が犯罪を行うという悪循環が生じています。

(2) 市民の安全を守るべきPNG警察機構は,
人員不足や予算不足を理由として十分機能しているとは言い難く,
これら犯罪者の検挙率は極めて低く,犯罪の抑止を期待できない状況です。
その上,各地で頻繁に脱獄事件が発生しており,脱獄犯が再び犯行を繰り返しています。

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