メルマガ・広報誌

vol.122 (8月10日)

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◎ 年会費のお願い

当協会は皆様の貴重な年会費によりボランティア運営されております。
皆様のご協力を重ねてお願い申し上げます。

既にお振込みを頂きました皆様には深く感謝申し上げます。


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◎ パプアニューギニア首相に現職オニール氏  (2017.8.2、日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM02H4K_S7A800C1FF2000/

 【シドニー=高橋香織】7月上旬に投票が締め切られたパプアニューギニアの総選挙を受け、
同国議会(一院制)は2日、首相に現職のオニール氏(52)を賛成多数で選出した。
総選挙の開票はなお続いているが、オニール氏率いる人民国民会議を第1党とする連立政権が111議席中、
60議席を獲得する見通しとなった。

 オニール氏は2011年8月に首相に就任した。
日本などアジア向け液化天然ガス(LNG)輸出で成果を上げる一方、
財政再建や治安対策などの課題が山積している。

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◎ 高知連隊50人超の遺骨捜索 パプアニューギニア 2017年秋2度目調査 (2017.8.3、高知新聞)

http://www.kochinews.co.jp/article/116270/
 太平洋戦争中、パプアニューギニア山中イオラ地区の戦場で「日本兵50人以上を埋葬した」との
オーストラリア軍記録を基に、日本の厚生労働省が遺骨捜索に取り組んでいる。
この戦闘に参加したのは高知市で編成された歩兵第144連隊で、
犠牲者128人のうち105人が高知県出身。遺骨が発見されれば、
DNA鑑定によって身元判明につながる可能性がある。
 

 厚労省は2015年、海外戦死者の遺骨収容事業の一環として、
オーストラリア軍の資料を調査。オーストラリア軍が1942年10月のイオラの戦闘後、
「優に50人を超える日本兵(の遺体)を埋めた」との記述を確認した。
 
 イオラでオーストラリア軍と交戦したのは、日本陸軍「南海支隊」の基幹だった
高知の歩兵第144連隊。戦死者名簿によると、
一帯の戦死者の出身地は高知105人、愛媛21人、その他2人。
 
 2016年2月、厚労省職員が現地で試掘。
遺骨は発見できなかったが、周辺住民が過去に近くで収容したという
日本兵2体の遺骨を受け取った。
 
 厚労省は2017年秋、2回目の現地調査を行う予定。
ただ、現場は山岳地帯のジャングルで、捜索は引き続き難航が予想される。
 
 オーストラリア側は一帯での遺骨収容に実績があり、
民間の戦史調査やトレッキングツアーも盛んだ。
 
 高知県の遺族らでつくる南海支隊戦友遺族会の辻本喜彦世話役(69)=和歌山県高野町=は
「埋葬地の捜索には、オーストラリア、パプア両国との情報共有が重要」と指摘。
「遺族の高齢化が進む中、早期の遺骨収容と身元特定をお願いしたい」と要望している。
 
 遺骨とともに遺留品が出土して身元が推定できる場合などは、遺族が希望すればDNAを鑑定。
血縁関係が判明すれば、遺族の元に遺骨が届けられる。
 
 イオラでは2010年に出土した遺骨が、遺留品の印鑑とDNA鑑定によって
南国市出身の歩兵第144連隊兵士と判明。3年後に同市内の遺族に届けられた事例がある。
 

南海支隊の戦い
 太平洋戦争中の1942年、オーストラリア領だった東部ニューギニア北岸に
日本陸軍「南海支隊」が上陸。オーエンスタンレー山脈に到達した後、撤退に転じた。
イオラでは南海支隊の基幹だった高知の歩兵第144連隊がオーストラリア軍の追撃を妨害した後、
陣地を放棄して後退した。南海支隊はその後、激しい戦闘と飢餓でほぼ壊滅。南海支隊は、
歩兵第144連隊だけでも3300人以上の死者を出した。

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◎ ニューギニア航空、8月1日からマウントハーゲン発着路線の運航を再開 (2017.8.2、Fly Team ニュース)
http://flyteam.jp/news/article/82429

ニューギニア航空は2017年8月1日(火)から、
パプアニューギニアのマウントハーゲン空港の発着路線の運航を再開しました。
マウントハーゲン空港は、マウントハーゲン市の市長選に関する抗議行動により、
全てのフライトが運休していましたが、空港運営会社と警察、航空会社、地域代表が話し合い、
旅行者と空港職員の安全確保が約束されたことから、同空港における運航を開始します。

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◎ 「腹痛の兵に代わり出撃、撃たれる...」 京都で遺族、平和訴え (2017.8.2、京都新聞)

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170802000154

日中戦争や太平洋戦争による戦没者の遺族が語る講演会が2日、
京都市北区の立命館大国際平和ミュージアムであった。
パプアニューギニアで父親が戦死した佐野映子さん(75)=大阪府箕面市=が「父たちが戦地で殺され、
殺すことをさせられた戦争を許せない」と平和への思いを訴えた。

 31歳で亡くなった父親の五十回忌に同じ部隊で生き残った戦友を捜し出したという佐野さんは
「父は腹痛を起こした兵の代わりに出撃して撃たれた。
後方に運ばれて翌日に帰らぬ人となったそうだ。
父の最期を知ることができてよかった」と話した。
凄惨(せいさん)な戦地の様子も「部隊が現地に着くと3日分のコメしか渡されず、
全て現地調達。ワニ、ヘビ、ネズミを探して食べていた」と伝え聞いた。

 家には戦地から届いた手紙が残る。
幼児だった佐野さんの写真を見た印象を「子どもはかわいいものですね。
すまし顔の写真を送って下さい」と綴っていた。
佐野さんは「どれだけ家族に会いたかったのだろう。
戦争で父親から取り残され、悔しい」という。

 パプアニューギニアにも出向き、現地に残る戦火の跡を見た佐野さん。
「スコールにもあい、父の苦労が身にしみた。一体何のための戦争だったのか。
平和を守り抜きたい」と語った。

 毎夏恒例の講演会は、京都平和遺族会の主催。約150人が参加し、
2人の会員の講演を聞いた。


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◎  More Than US$1 Bn Worth Of Logs Exported From PNG (2017.8.3, POST-COURIER)

http://postcourier.com.pg/us1-bn-worth-logs-exported-png/
Non-profit Global Witness says that since 2009,
more than 6.3 million cubic metres of rainforest logs worth over US$1 billion
have been exported from PNG under land leases called
Special Agriculture and Business Leases (SABLs).

It noted that Prime Minister Peter O'Neill and Lands and
Physical Planning Minister Benny Allen had recently stated that
all SABLs were illegal and had been cancelled.

"While this raises serious questions about the legal status of leases,
the government does not appear to have followed through on these statements,
and logs continue to be cut and exported under SABLs," the watchdog said.

About 85-90 percent of the logs cut under SABLs have gone to China,
with the remainder going to other Asian countries including
India, Japan, South Korea, and Vietnam.

In August last year, a landmark supreme court decision found
a major log-exporting SABL to be illegal
because it violated the customary land rights of landowners in West New Britain.

Global Witness found that at least six shipments of logs cut under this SABL were
exported to China after the decision,
highlighting the failure of the PNG government to enforce its own laws.

In total, more than 660,000 cubic meters of logs worth US$65 million
have been exported from this illegal operation since 2010,
with 95 percent going to China.

Global Witness investigations into six SABLs between 2014 and 2016 found that
many landowners say they did not consent to their land being included
in the lease area.

This is consistent with the 2013 conclusions of an official government inquiry that
found systemic violations of laws intended to protect land rights
and recommended revoking most of the SABLs it reviewed.

SABLs involve the clearance of tropical rainforest - much of it intact -
that is of critical importance to the livelihoods
and cultures of indigenous communities and to global efforts to preserve biodiversity.

Villagers interviewed by Global Witness said
the loss of land and forests due to SABL operations is having serious negative impacts,
including reduced access to food and clean water.

Roughly one in ten tropical logs imported by China in recent years came from SABLs.
Most of the largest Chinese importers of logs from PNG bought logs cut under SABLs.
The two largest buyers, Ningbo ND Import Co Ltd and Export
and Ningbo Yongli Lumber Co Ltd bought at least 20 percent of all logs cut
under SABLs and invested directly in logging operations.

PNG's most commonly exported species, taun, is mainly used by the Chinese flooring industry.

The majority of taun flooring is sold domestically in China,
but significant quantities are exported to the US.
An estimated 20 percent of the taun on Chinese markets came from SABLs.
Logs from SABLs were commonly observed at facilities
in the flooring manufacturing hub of Nanxun in Zheijiang province.


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◎ 従軍看護師の悲劇忘れぬ 守山出身の2人の生涯紹介 (2017.8.6、中日新聞/滋賀)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170806/CK2017080602000008.html

 戦時中の道具や遺品など、戦争にまつわる資料を展示する「平和のよろこび展」が、
守山市三宅町の市民ホールで開かれている。
市出身の従軍看護師二人の写真や経歴も特別展示されている。十日まで。

 資料によると、中国に赴いた原田辰枝さんは、胸膜炎を患いながら重い荷物を持って長期間の移動を強いられ、
腹膜炎を併発。戦後の一九四六年三月に亡くなった。

 大谷しなさんは四三年十二月、パプアニューギニア沖で、
攻撃を受けて沈没した輸送船の兵隊を助けようと船外に体を乗り出したところ、
誤って転落。遺品は今も見つかっていない。

 ほかに日章旗や戦時中の新聞記事、
前線で負傷した際に使われた軟こうの缶やホルマリン消毒器なども並んでいる。

 六日は隣接する市民運動公園で、平和を誓うつどいが行われる。八日は休館。

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◎ LNG:7月31日~8月4日:DES北東アジア強含み、需給逼迫感の台頭で  (2017.8.7、エネルギーニュース)

https://www.rim-intelligence.co.jp/news/select/category/summary/article/622307

【DES北東アジア】  DES北東アジア相場先週、需給の逼迫感が台頭して強含んだ。
日本、韓国、中国の需要家がスポット購入を継続した。
さらに、欧系トレーダーなどポートフォリオプレーヤーが短期や長期契約者向けの原資確保を目的に
買戻しを進めていたことで、需要は総じて旺盛だった。

米エクソンモービルがパプアニューギニアLNGプロジェクト(年産=690万トン)出しを対象に
販売入札を開示していたことなどから、スポット玉自体は少なくなかったものの、
9月着カーゴの需給は品薄感が強まりつつあった。

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◎ 96歳 戦病死の夫へ恋文 糸島の大櫛さんが平和授業 (2017.8.10、西日本新聞)

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/349288/
 「毎日、貴方(あなた)と呼んでラブレターを書いています」。
戦後70年を機に戦争で亡くなった夫への恋文を書き続けている糸島市の大櫛ツチヱさん(96)が4日、
同市志摩小金丸の志摩中学校(藤井浩幸校長)で平和の尊さを語り掛けた。
戦争で引き裂かれながら変わらぬ愛を貫く夫婦の"物語"に生徒たちは真剣な表情で聞き入った。

 大櫛さんは20歳の時に、顔も知らなかった四つ年上の仁九郎さんと結婚した。
「いい夫婦になろうね」と仁九郎さんに言われ、美術館や映画館に行き、恋人のようにデートを楽しんだ。
しかし、幸せな日々はわずか1年2カ月で終わりを迎える。
長男勝彦さん(74)が生まれて間もない頃、赤紙が届き戦地へと旅だった。

 1945年8月、玉音放送が流れた。
「無条件降伏してどうなるのかと思ったけれど、夫が帰ってくると思うと喜びに変わったの」。
だが無情にも届いたのはパプアニューギニアで戦病死したという連絡だった。
幼い子ども2人を抱え、子育てや仕事に励み、夫への思いは封印した。
戦後70年のある日、雲を見ていて夫への思いがこみ上げた。
「貴方、貴方、貴方」と毎日、恋文を書きつづった。

 約400人の生徒たちは、大櫛さんを取材したテレビ番組のDVDを見た後、
大櫛さんの話を聞いた。生徒会長の桃井歩美さん(3年)は
「一緒に暮らせることが貴重な時間だと思いました」と
お礼の言葉を述べた。大櫛さんも「若い力をいただき元気になった。
日本の平和を守ってください」と未来を担う若者たちに呼び掛けた。


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◎ Papua New Guinean general election, 2017 (2017.8.10、Wikipedia)

https://en.wikipedia.org/wiki/Papua_New_Guinean_general_election,_2017
Party First preference votes % Seats +/-
People's National Congress Party 27 -27
National Alliance Party 14 +3
Pangu Party 11 +9
United Resources Party 9 +8
Papua New Guinea Party 6 +4
People's Progress Party 5 -2
Social Democratic Party 3 +2
Triumph Heritage Empowerment Rural Party 3 -3
PNG National Party 2 +2
People's Labour Party 2 +2
People's Party 2 0
Christian Democratic Party 1 0
Coalition for Reform Party 1 0
Melanesian Alliance Party 1 +1
Melanesian Liberal Party 1 0
Our Development Party 1 +1
People's Democratic Movement 1 -1
People's Movement for Change Party 1 0
PNG Country Party 1 +1
United Party 1 0
Independents 14 9
Yet to be declared - - 4 -
Total     111 0
Registered voters/turnout - -
Source:

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◎ 上原敏の会 (主催 矢野信雄氏 当協会会員)

パプアニューギニアで戦死された昭和歌謡の有名歌手「上原 敏さん」を偲ぶ会
が今年も次の内容で開催されます。

昭和63年に日本橋「千疋屋」からスタート致しました上原敏さんの会も、
本年平成29年で30年を迎えることが出来ました。この間2年間の充電期間を頂き
休止い致しましたが、その後も元気に再開し、本日を迎えられましたのも、偏に
ご参加下さいました皆様方のお蔭と心より感謝致しております。
今年は過去30年の歴史を振り返り、貴重な敏さんの出演映画を始め、皆様と共に
感涙に咽んだ数々の作品を今一度ご堪能頂ければと企画いたしました。

土曜の午後のひと時、美しい上原敏さんの唄声の世界でお過ごしください。

「日」 平成29年10月7日(土曜日)
「時間」13時から17時予定
「場所」専修大学 神田キャンパス5号館(4階)541教室
「交通アクセス」 東西線、半蔵門線、都営新宿線 九段下下車 5番出口徒歩3分
         都営三田線、都営新宿線、半蔵門線 神保町駅 A2出口徒歩3分

「会費」 3000円

お申込み: 協会事務局 info@jpng.or.jp までメールで (申込代行)

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