メルマガ・広報誌

vol.126 (9月20日)

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◎ 中嶋大使のオニール首相への表敬訪問 (2017.9.14、在パプアニューギニア日本国大使館)
2017年9月14日,中嶋大使は,オニール首相を表敬訪問し,首相再選に祝意を表するとともに,
太平洋・島サミット(PALM)プロセスによるPNG及び大洋州諸国との協力,2018年APEC支援,
経済・貿易・投資等の経済関係並びに経済協力の強化等に関する意見交換を行いました。

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◎ Desalination Project Unveiled In Mauns ( 2017.9.11, Post-Courier )
http://postcourier.com.pg/desalination-project-unveiled-manus/

A historic water project being unveiled in Manus Province
will be first of its kind in Papua New Guinea.

The Pacific Environment Community Fund solar-powered seawater desalination project
will be officially handed over to National Planning and
Monitoring Minister Richard Maru by Japan's Ambassador Satoshi Nakajima
in a handover ceremony on Bipi Island.

The grant contract was signed in April last year between PNG and Japan
to allocate K12 million for this project out of the Pacific Environment Community Fund
which Japan created for Pacific Island countries affected
by impacts of climate change and rising sea levels.

The rural communities of Bipi, Mbuke and Whal Islands will benefit from this project.

The people on these islands have been affected by climate change
causing rise in sea levels leading to seawater intrusion,
thus making the water undrinkable for human consumption.

This solar-powered seawater desalination project aims to
solve the most basic needs of islanders by establishing a sustainable
and reliable water supply system during the dry season, the drought periods,
natural disasters and emergencies.

This project is the first of its kind in PNG using Japan's
advanced desalination technology and implemented by Japanese company Sojitz,
thus is expected to further strengthen business relations and partnership
between PNG and Japan.

These improved water facilities will be used for many years
to come and Japan is committed to supporting the development of PNG and its
people.

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◎ パプアニューギニアからメルボルン~NY、東京へ―5lackから石若駿まで魅了する、
アーロン・チューライのユニークすぎる半生 (2017.9.13、Mikiki〈music review site〉)   
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/15371

〈人に歴史あり〉とはよく言ったものだが、ここまで刺激的なストーリーも珍しい。
アーロン・チューライは82年生まれでパプアニューギニア出身。
中国人とのクォーターである母と、ユダヤ系オーストラリア人の父を持ち、
黒人の国でアルビノとして育った。
やがて数奇な縁からジャズ・ピアノにのめり込み、メルボルン~NYで華々しいキャリアを積んだのち、
2009年からは東京・江古田を拠点としている。
さらに、ヒップホップのトラックメイカーとしてOlive Oilや5lack、
KOJOEなど国内外のアーティストに携わり、オーケストラに楽曲提供を行う傍ら、
ノイズ/即興音楽のシーンにも出没。
そのマルチな作家性は、カリーム・リギンスやジム・オルークとも重なって映る。

この度リリースされた『VADA TAUDIA』は、アーロンが日本で発表する初のリーダー作で、
長年の盟友であるドラムスの石若駿とサックスの吉本章紘、
2人の若きオーストラリア人奏者という鉄壁のクィンテットで制作された。
ジャズの過去と現在が溶け合ったニューオーリンズ調のアンサンブルは、
リリカルな旋律と大胆なコンポーズに支えられており、妥協や予定調和を許さない。
そして、独創的なサウンドの輪郭をかたどっているのは、アーロンの人生そのものだ。
そのユニークすぎる歩みを、流暢な日本語で語ってもらった。

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◎ 双日、パプア政府に淡水化設備を納入 (2017.9.13、アジア経済ニュース)

https://www.nna.jp/news/show/1662234

2016年にパプアニューギニア政府と海水淡水化設備の供給で契約している双日は14日までに、
マヌス州に同設備を納入し、関連式典を実施した。
1,500万キナ(約5億2,000万円)規模の同国政府プロジェクトでは、同州の6島が対象となっている。
【NNA豪州編集部】

双日の受注額は300万米ドル(約3億3,000万円)だった。
同社の広報によれば、設置は今年3月末に終えたという。

同州ビピ島で行われた式典には、中嶋敏・駐パプアニューギニア大使らが出席した。
海水淡水化設備は、太陽光発電から電力を確保するもので、
双日は据え置き型10基と可搬式5基をビピ島などに設置した。

これまで島民は、乾期により水を確保できない場合、
同州政府があるマヌス島まで船で移動して水を調達していた。
双日は、据え付け・試運転、現地指導を行ってきた。

同プロジェクトは、日本政府が太平洋・島サミットで、
気候変動対策を目的に提案した太平洋環境共同基金が1,200万キナを拠出し、
パプアニューギニア政府は300万キナを負担しているという。

太平洋専門のニュースサイト、ループ・パシフィックによれば、
同施設のフィルターは、6カ月ごとの交換が必要だ。

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◎ 体操や音楽で 糸田中1年生とオイスカ研修生 (2017.9.14、毎日/福岡 )

https://mainichi.jp/articles/20170916/ddl/k40/100/630000c

 糸田町立糸田中で14日、1年生約70人がオイスカ西日本研修センター(福岡市)
の研修生15人と、体操や音楽などを通して国際交流を楽しんだ。

 町国際交流振興会(豊福長正会長)が、子供たちに国際感覚を養ってもらおうと実施した。
研修生は、同センターで農業などを学ぶカンボジアやベトナムなど9カ国の21~46歳の15人。

 生徒と研修生は体育館に集まり、同校オリジナルの体操をしたり、
パプアニューギニアの打楽器演奏を聴いたり、フィジーのダンスを一緒に踊ったりした。
田中力さん(12)は「体操は身ぶり手ぶりで教えた。珍しいダンスもあって楽しかった」と話した。
パプアニューギニア出身のボニファス・ナラさん(41)は
「体操は難しかったが、打楽器演奏は子供の時からやっているのでうまくできた」と話した。【斎藤毅】

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◎ 水木しげるさん、書きたいのは「敗け戦さ」 未発表随筆見つかる
 (2017.9.16、毎日)

https://mainichi.jp/articles/20170916/dbg/048/040/018000c

「ゲゲゲの鬼太郎(きたろう)」などで知られる漫画家(まんがか)の水木(みずき)しげるさん(
1922~2015年)が、半世紀前に書いたとみられる未発表の随筆(ずいひつ)が見つかった。
「ぼくが書きたいのは敗(ま)け戦(いく)さの話だったんだが、それはゆるされないのだ」。
戦地で左腕(ひだりうで)を失った水木さんは、売れるために戦争を肯定的(こうていてき)に
描(えが)かざるを得なかった複雑な思いをつづっていた。

 随筆は水木さんの死後1年半ほどたった今年5月、
次女が東京都調布市の水木プロダクションで書斎(しょさい)を片付けていた際、
ファイルの中から見つかった。
漫画雑誌「ガロ」(青林堂)向けに60年代後半に書いたとみられるが、
発表されていなかった。

 水木さんは貸本向け漫画雑誌「少年戦記」(兎月書房(とげつしょぼう))のために
戦争の漫画を描(か)いていた1960年ごろを回想。「
ぼくが書きたいのは......」に続いて記した。

 <少年たちは花々(はなばな)しいガダルカナル戦あたりまでしか読んでくれないのだ。
だから本があるていど売れるためには戦争に肯定的にならざるを得ない。
自分の思ったことを書いて売れるなんてマンガはそんなもんじゃない>

 漫画用の原稿(げんこう)用紙1枚いっぱいに鉛筆(えんぴつ)で書かれ、
文末には花と小さな虫の絵が添(そ)えられていた。

 水木さんは今回見つかった随筆を記した後、
従軍した太平洋戦争の激戦地ラバウル(現パプアニューギニア・ニューブリテン島北東部)での
凄惨(せいさん)な軍隊体験をもとに戦記漫画「総員玉砕(ぎょくさい)せよ!」
(73年)を描いたことになる。

 長女で水木プロダクション代表の原口尚子(はらぐちなおこ)さん(54)は
「『負け戦を描きたい』という思いは、後の『総員玉砕せよ!』につなげられていると思う。
そこに至るまでの本人の葛藤(かっとう)が、
原稿を読んで改めて見えてくる感じがした」と話している。
随筆は10月3日に発売予定の
「水木しげる漫画大全集 貸本戦記漫画集6 絶望の大空他」(講談社)に収録される。

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◎ 仏トタル、オイルサーチの買収模索 (20017.9.18、アジア経済ニュース)

https://www.nna.jp/news/show/1662614

オーストラリアの資源業界で、フランスの石油大手トタルが、
オーストラリアの石油・ガス開発会社オイルサーチの買収を模索しているとの観測が広がっている。

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◎ 芸能の絆よ、末永く (2017.9.18、八重山毎日新聞)

http://www.y-mainichi.co.jp/news/32262/

▽...琉球大学八重山芸能研究会創立50周年感謝の宴が17日夕、
アートホテル石垣島で開かれ、約140人のOB、OG、現役学生や関係者が参加。
このためにパプアニューギニアから一日だけ石垣に来た仁井勇佑さん(36)は
「先輩たちから受けた恩を少しでも返しに来た。
10年以上ぶりに八重山民謡を舞台で歌い、現役を思い出した。舞台での一体感は宝」と話した。
卒業後も続く芸能の絆よ、末永く。

 ▽...島言葉劇団「比嘉座」の石垣島公演が17日夜、登野城漁港であり、
来場者が方言の芝居を楽しんだ。
ほとんどは沖縄本島の方言だったが、「みのかさ部隊」は白保の方言で披露し、
一段と大きな拍手が送られた。

舞台では、役者のほかにアコーディオンを演奏する人がおり、
「みのかさ部隊」で、とぅばらーまも披露。三線とはまた違った音色にうっとり。

 ▽...第31回八重山バスケットボール協会設立記念大会が幕を閉じた。
八重山バスケットボール協会の安里整会長によると、本大会は設立20周年時に、
記念事業として始めたのがきっかけ。これまで継続して運営を行ってきた。
ことしは、日程調整などに頭を悩ませたが、
安里会長は「設立50周年の記念式典を迎えるのを前に良い大会ができた」と、
ほっとした様子で話した。

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◎ 上原敏の会 (主催 矢野信雄氏 当協会会員)

パプアニューギニアで戦死された昭和歌謡の有名歌手「上原 敏さん」を偲ぶ会
が今年も次の内容で開催されます。

昭和63年に日本橋「千疋屋」からスタート致しました上原敏さんの会も、
本年平成29年で30年を迎えることが出来ました。この間2年間の充電期間を頂き
休止い致しましたが、その後も元気に再開し、本日を迎えられましたのも、偏に
ご参加下さいました皆様方のお蔭と心より感謝致しております。
今年は過去30年の歴史を振り返り、貴重な敏さんの出演映画を始め、皆様と共に
感涙に咽んだ数々の作品を今一度ご堪能頂ければと企画いたしました。

土曜の午後のひと時、美しい上原敏さんの唄声の世界でお過ごしください。

「日」 平成29年10月7日(土曜日)
「時間」13時から17時予定
「場所」専修大学 神田キャンパス5号館(4階)541教室
「交通アクセス」 東西線、半蔵門線、都営新宿線 九段下下車 5番出口徒歩3分
         都営三田線、都営新宿線、半蔵門線 神保町駅 A2出口徒歩3分

「会費」 3000円

お申込み: 協会事務局 info@jpng.or.jp までメールで (申込代行)


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◎ 年会費のお願い

当協会は皆様の貴重な年会費によりボランティア運営されております。
皆様のご協力を重ねてお願い申し上げます。

既にお振込みを頂きました皆様には深く感謝申し上げます。

尚、協会の定款に従い、年会費のお振込みが無い場合でも、メルマガなどの
提供は一年間継続させていただきますが、退会などのお手続きは
事務局までメールで結構ですので、御連絡をいただけましたら幸いです。

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