vol.186(5月20日)
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◎ 令和元年度 日本・パプアニューギニア協会総会、懇親会開催のお知らせ
次の要領で総会、懇親会を開催いたします。後日郵送にてご案内申し上げます。
皆様のご出席をお待ち致しております。
開催日: 6月18日(火)
場所: 霞山会館 (TEL03-3581-0401)
総会: 11:00-12:00
懇親会: 12:00~
最寄り駅: 地下鉄銀座線虎ノ門駅直結
コモンゲートタワー西館 37階
会費: 5000円(懇親会用)当日集金
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◎ パプアニューギニアでM7.2の地震 (2019.5.7、ウエザーニュース)
https://weathernews.jp/s/topics/201905/070045/
日本時間の5月7日(火)6時19分頃、パプアニューギニアで地震が発生しました。
震源の深さは126.9km、地震の規模(マグニチュード)は7.2と推定されます。
この地震による、津波発生の恐れはありません。
※震源はUSGS(米国地質調査所)による
事務局加筆:既報の通りこの地震による大きなダメージは現地で発生していないそうです。
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◎ 安保の「空白」に触手 中国、新しい港建設で島国を支援 (2019.5.7、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASM5244VTM52UHBI00T.html
中国が南太平洋のサモアで、新しい港の建設支援を検討している。
安全保障上の戦略的な思惑もあるとみて、米国やオーストラリアが警戒。
日本が最大の出資国であるアジア開発銀行(ADB)が5月の年次総会をフィジーで開いた背景にも、
太平洋諸国に及ぶ中国の支援攻勢がある。
サモアの首都アピアの中心部から車で5分ほど行くと、政府が新港建設を検討するバイウス湾がある。
静かな海にマングローブ林とサンゴ礁が広がっている。
新港の必要性について、パパリイテレ公共事業・運輸・インフラ相は取材に
「アピア港が手狭になってきている」と説明した。
だが、アピア港は昨年6月、日本政府の35億円の無償援助で、
埠頭(ふとう)の長さが2倍の約300メートルに拡張され、
乗客2千~3千人の大型クルーズ船も停泊できるようになったばかりだ。
新港建設は、サモア政府の依頼でADBが2016年に将来の港湾整備計画を作ったが、
「経済性が低い」と評価された。貨物量の増加も予想されず、アピア港の改修で十分、との判断からだ。
ADBの立入政之・太平洋地域ディレクターは「新港への投資を(利用収入などで)回収するのは難しい。
当分の間は新港の選択肢はない」と話す。
それでも、政府は「アピア港には、クルーズ船がいる間、
貨物船のスペースがない」(パパリイテレ氏)と新港建設をあきらめていない。
だが、産業と言えば、観光業やバナナやタロイモなどの生産・輸出くらいしかない人口20万人の島国に
「建設に十分な財源はない」。そこで中国に支援を要請。
これに中国が応じ、事業可能性調査を年内に終える予定だという。
トゥイラエパ首相は習近平(シーチンピン)国家主席を年末までに招きたい意向を示しており、
パパリイテレ氏は「習氏の訪問時に新港の支援が決まるのが望ましい」と話した。
アピアでは7月にサモアが主催する太平洋諸国のスポーツ大会の会場の工事が進んでいた。
総合体育館の建設現場前には「中国援助」と大きな看板が立つ。
地元報道によると、中国は、大会を前にサモアの代表選手290人を中国に呼んでトレーニングの場を提供し、
開会式のマスゲームの指導者を派遣するなど、「丸抱え」で支援する。
サモアでは、中国による空港や病院、政府庁舎などのインフラ支援が目立ち、
対外債務の国内総生産(GDP)比は50%に迫る。
中国の融資で港を建設したものの返済に窮し、
中国企業が運営権を得たスリランカのように、中国の「債務のわな」に陥りかねないと米国などは懸念している。
中国が採算を度外視して南太平洋の島国を支援するのは、安全保障上の利益があるためだ。
港は南米からの食料や鉱物資源の輸入船の寄港拠点になりうる。
豪戦略政策研究所のマルコム・デービス上級アナリストは「港には中国の軍艦も寄港できる。
サモアがそうなれば、太平洋の戦略地図を変え、米豪には大きな懸念になる」と指摘する。
ハワイから豪州の間の赤道以南の太平洋地域で米軍が駐留するのは豪州だけだ。
サモアのすぐ東には米領サモアがあるが、米軍基地はない。
軍隊を持つのはパプアニューギニア、フィジー、トンガの3カ国しかない安保上の「空白地帯」に、
中国が手を伸ばす動きとの見方がある。
南太平洋では昨年4月、豪紙が「中国がバヌアツに海軍基地を設ける協議を始め、
中国の支援でできた埠頭(ふとう)が候補地だ」と報道。両政府は否定したが、豪州では警戒感が広がった。
ADBも支援計画
ADBは1~5日の日程で、年次総会の一連の会合をフィジーのナンディで開いている。
立入さんは、太平洋地域の課題として
①地理的に離れたほかの国々との連結性
②気候変動や災害への対応③公共事業に頼らない民間のビジネス環境の整備、を挙げる。
港の開発は連結性を強める意味で重視しており、
気候変動による海面上昇にも耐えうる設計を採り入れる。
ADBはサモアでは、アピア港の防波堤やターミナルの改修案などを提案し、年内にも事業化する計画だ。
中尾武彦総裁は2日、記者会見し、「太平洋の島国には課題とともに機会もある」と、
海洋のプラスチックごみ問題や観光業の振興などもテーマにする意向を示したうえで、
中国の支援を念頭に「債務問題は避けなければならない」と述べた。
総会では中国にすり寄る太平洋諸国にどのような支援を打ち出せるかも焦点になる。(アピア=小暮哲夫)
中国による太平洋の島国への支援の例(援助額)
<パプアニューギニア>
州立病院(1億6264万ドル)
大学キャンパス(2535万ドル)
国際展示場(1851万ドル)
<バヌアツ>
陸上競技場などスポーツ複合施設(960万ドル)
国際会議場(1461万ドル)
首相府(960万ドル)
<フィジー>
公立病院(597万ドル)
首都の大型橋(595万ドル)
<サモア>
国際空港改修(1995万ドル)
国立医療センター・保健省(5996万ドル)
<トンガ>
政府合同庁舎(1100万ドル)
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◎ パプアニューギニア東部でM7.7の地震 日本への津波の影響なし (2019.5.15、NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190514/k10011916141000.html
日本時間の14日午後10時前に南太平洋、パプアニューギニアのニューブリテン付近で発生した地震について気象庁は、
この地震による日本への津波の影響はないと発表しました。
ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の14日午後9時58分ごろ、
南太平洋、パプアニューギニアのニューブリテン付近でマグニチュード7.7の大きな地震がありました。
気象庁は日本への津波の影響について調査していましたが午前0時10分に、
この地震による日本への津波の影響はないと発表しました。
太平洋津波警報センターは、パプアニューギニアの沿岸で高さ1メートルの津波が、到達するおそれがあるとして、
注意を呼びかけていましたが、日本時間の午後11時半ごろ、津波のおそれはなくなったとして、呼びかけを解除しました。
ただ、今後、数時間にわたり、多少の潮位の変化が起きる可能性はあるとしています。
震源からおよそ50キロ離れた沿岸の街、ココポにあるホテルの従業員は、
NHKの取材に対して「大きな揺れは感じたが建物は壊れていない。
ガラス製のコップが棚から落ちて割れた」と話していました。
また、別のホテルの従業員は「ここ7、8年間で最も大きな揺れだったので、とても驚いた。
現在、地域一帯が停電しているため状況の確認ができないが、宿泊客にけが人はいない」と話していました。
パプアニューギニアでは、去年2月にも、マグニチュード7.5の地震が起きて、100人を超える死者が出ています。
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◎ 自衛隊、もう一つのW杯へ=国際防衛ラグビー、9月開催
(2019.5.18、JIJI.COM) https://www.jiji.com/jc/article?k=2019051800138&g=spo
9月に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に先立ち、
各国軍人らによる国際防衛ラグビー競技会が同月、国内で開催される。
防衛交流の一環として開かれる大会だが、自衛隊は「もう一つのW杯」と意気込んでいる。
<特設 2019ラグビーW杯>
「強みは規律」。陸上自衛隊船岡駐屯地(宮城県)の津留崎幸彦2等陸曹(30)は、
天理高校・大学(奈良県)で全国大会を経験。スクラム2列目のロックとしてチームを引っ張る。
合宿地の朝霞駐屯地(東京都)で、「持ち味は低いディフェンス。目標は優勝です」と力強く語った。
ヘッドコーチとして招聘(しょうへい)された元日本代表の松尾勝博さん(55)は、
「自衛隊はラグビーに必要なディシプリン(規律)とリスペクト(尊重)を常日頃からやっている。
ピンチでも皆で戦えるのが強みだ」と日々の成長に期待する。
競技会は防衛省主催で9月8~24日、朝霞駐屯地と習志野演習場(千葉県)、
柏の葉公園総合競技場(同)で開かれ、一般公開される。
ニュージーランドや英国など9カ国の軍隊と自衛隊の計10チームがトーナメントで競い、
敗退チームは親善試合に回る。
過去2回のW杯の年にも開催国で開かれ、今回が3回目。自衛隊は初参加の前回、
予選リーグ3戦全敗、親善試合1勝。優勝はフィジーだった。
自衛隊は毎年ラグビー大会を実施しており、昨年は24の基地・駐屯地から610人が参加した。
登録枠30人の選抜を兼ねた強化合宿は昨年10月から重ねられ、計5回約40日を計画。
初戦は9月15日、フランスとパプアニューギニアの勝者と当たる。
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