vol.188(6月10日)
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◎ 令和元年度 日本・パプアニューギニア協会総会、懇親会開催のお知らせ
ご出欠の御連絡を頂いておりません会員の皆様は、このメールへの返信で結構ですので、
ご回答をお願いたします。 ご欠席の場合、採決を議長、または指名の何方かへ
一任をご明記お願いいたします。
開催日: 6月18日(火)
場所: 霞山会館 (TEL03-3581-0401)
総会: 11:00-12:00
懇親会: 12:00~
最寄り駅: 地下鉄銀座線虎ノ門駅直結
コモンゲートタワー西館 37階
会費: 5000円(懇親会用)当日集金
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◎ 協会年会費のお願い。
本年度の年会費をお支払いただいておりませんご会員の方は、至急お振込みを
お願いいたします。 本年もどうぞ協会をお願いいたします。
(会費の未納が一年過ぎますと、定款の規定により定期のご案内が出来なくなります)
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◎ 'Taste of Japan' -和食・日本文化プロモーション・イベント (2019.5.27、在PNG日本国大使館 )
https://www.png.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000161.html
5月22日(水)から24日(金)までの3日間、日本大使館は和食と日本文化のプロモーション活動として、
ポートモレスビーにあるグランドパプアホテルで開催された'Taste of Japan'ディナーに参加しました
。ディナーでは、寿司、刺身、和牛など人気の和食メニューと共に、
公邸料理人とホテルのシェフとのコラボレーション料理や日本酒が提供され、
最終日には100名を超える客でにぎわいました。
ディナー会場では、日本文化を伝える盆栽や折り紙、ピカチュウのぬいぐるみなども展示され、
ウェイター・ウェイトレスも法被を着て、日本色を添えました。
3日間で200名のお客様に和食を含む日本文化を堪能していただきました。
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◎ マッカーサーも脱帽! ラバウルで愛された日本人将校の「武士道」
(2019.6.4、Tahoo ニュース/デイリー新潮)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190604-00563491-shincho-int
今村均という陸軍将校の名前を聞いたことがあるだろうか。太平洋戦争において、
司令官として南太平洋戦線で戦った人物である。
南太平洋戦線と言えば、ガダルカナル島での惨敗をはじめ、
日本軍の失策が続いた印象があるが、
その中で数少ない健闘を見せたのがラバウルの第8方面軍を率いた今村であった。
陸軍研究で知られる政治外交史学家で、現在は国際協力機構(JICA)理事長を務める北岡伸一さんは、
パプアニューギニアへの出張の際にラバウルを訪れ、そこで今村の生き方について思いを巡らせたという。
近著『世界地図を読み直す:協力と均衡の地政学』(新潮選書)の中から、
今村に関する記述を再構成して紹介しよう。
2016年に南太平洋島嶼国へ出張した北岡さんは、ソロモン諸島のガダルカナル島を訪れた。
「私はかつて日米両軍が激しく争ったホニアラ国際空港
(日本軍設営当時はルンガ飛行場、米軍支配下ではヘンダーソン飛行場)の管制塔の近くに立ち、
一木支隊や川口支隊が攻撃してきた方向を見ることができた。
低い山勝ちの地形で、満足な武器もなく、情報もなく、あのあたりに潜んでいたのかと、
暗澹たる気分になった。
また海岸には輸送船の残骸がなお残っており、その近くに慰霊碑があって、
『ソロモンにつづくこの海凪ぎわたる かもめとなりて還れ弟』という兵士の姉の悲痛な歌が刻まれていた。
日本側の兵力は総員3万6千人、うち戦死など2万2千人という惨憺たる結果だった。
とくにガダルカナルを悲惨なものとしたのは、補給が途絶し、餓死、病死が続出したことである。
餓島と言われたこともある。戦死者のうち、事実は戦死5千、餓死・病死1万5千と言われている」
パプアニューギニアのラバウルを訪れた北岡さんは、今村について次のように記している。
「悲惨な南太平洋戦線の一つの慰めは、今村均の存在である。
今村は、開戦とともに、第16軍司令官としてジャワ作戦を指導して成功を収め、
ジャワにおいては、スカルノやハッタなどの独立運動家を釈放し、
オランダ人に対してもインドネシア人に対しても寛大な政策を敷いた。
東京から強圧的な政策をとるよう指示があったときも、これに抵抗している」
有能な軍人であった今村は、統治者としてもその寛大な施政で現地の人々に敬愛された。
その後、第8方面軍の司令官に任ぜられ、ラバウルに着任する。
「すでに退勢は覆い難かったが、今村はただちにガダルカナルの将兵の救出に取り組み、
餓死寸前だった1万名を救出することに成功した。ほとんど奇跡であった。
また今村は、ラバウルにおける弱点は食糧補給にあることをただちに理解し、
食糧自給の方法を研究させ、農地を切り開き、耕作させた。また地下要塞を作り、
兵士の居住空間のみならず、病院、兵器や弾薬を製造する工廠、
それに小型の艦船を収容する場所まで備えさせた。
米軍は、ラバウルを攻撃するのはリスクが大きいと考え、
結局、ラバウルを回避して、進軍を続けたのである」
しかし、北岡さんが評価するのは、むしろ今村の敗戦後の生き方だという。
「敗戦後、オーストラリアは今村を死刑にしようとしたが、理由が見つからず、
かつ、住民も今村を慕って、これに反対した。
結局、1950年、禁錮10年とされ(ジャワ時代に関するオランダ軍による裁判では無罪とされた)、
巣鴨プリズンで服役することになったが、
今村は部下が南方の劣悪な環境で苦しんでいるときに自分だけ東京で収監されるのは耐えられないとして、
南方で服役したいとマッカーサーに直訴した。
マッカーサーは、初めて武士道精神の持ち主に会ったと、これを激賞し、
ただちに今村をパプアニューギニアのマヌス島の監獄に送った。
今村はこの間、部下が冤罪の疑いをかけられたときは進んで弁護し、虐待には抗議し、
積極的に司令官としての仕事を果たした。
刑期を終えた今村は、終生、世にでることなく、逼塞して年金生活を送った。そして、
2冊の充実した回想録を残した(『私記・一軍人六十年の哀歓』正続)。
私が軍の研究を始めたころ読んで感銘を受けた本である」
南太平洋で今村の足跡を辿った北岡さんは、国際協力への決意を新たにしたという。
「こうした島々で、JICAは政府開発援助を続けている。
青年海外協力隊やシニア・ボランティアも活躍している。
全部が成功というわけではないかもしれないが、地域に入り込んで活動し、
住民の信頼を獲得することに成功している。戦争で勝ち得なかったものを、
今、平和のうちに勝ち取りつつある。この流れをさらに進めて行かなければならないと思う」
デイリー新潮編集部
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◎ 豪州、ソロモン諸島に188億円支援 中国の影響力拡大阻止へ 太平洋諸国を重視
(2019.6.3、産経デジタル)
https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/190603/wor19060321440016-n1.html
【台北=田中靖人】オーストラリアのモリソン首相は3日、
訪問先の南太平洋のソロモン諸島でソガバレ首相と会談した。
豪首相のソロモン諸島訪問は2008年のラッド首相以来。ソロモン諸島は台湾と外交関係があるが、
4月の総選挙で新首相に就任したソガバレ氏は中国との国交樹立を検討している。
モリソン氏の訪問は、地域での中国の影響力拡大を阻止する狙いがある。
豪首相府によると、モリソン氏は「太平洋島嶼(とうしょ)国の平和的な独立と主権のための支援」を表明。
今後10年間で2億5千万豪ドル(約188億円)の経済支援やソロモン諸島首相府の建築補助などを約束した。
モリソン氏は5月27日の声明で、太平洋諸国は「豪州の戦略的展望の中心であり前線だ」と強調していた。
ソガバレ氏は4月の議会選(定数50)後の指名選で、副首相から4度目の首相に就任。地元テレビ局の取材に、
台湾との関係について「強固でも不変でもない。
外交関係の原則はどう利益を得るかだ」と見直しを表明した。
見直しは前政権時から浮上していたが、現在連立政権を組む政党の議員は、
半年以内に中国と国交を樹立しなければ不信任案を提出すると圧力をかけている。
中国はソロモン諸島の輸出額の6割超を占め、貿易相手国として第1位。
台湾と外交関係がある17カ国のうち、太平洋島嶼国が6カ国を占める。
ソロモン諸島はこの中で最大で、同国が外交関係を台湾から中国に切り替えれば、
地域でドミノ現象が起きるとの指摘もある。
一方、豪州は太平洋島嶼国への中国の影響力拡大を警戒。
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が17年、ソ
ロモン諸島に高速インターネットの敷設を提案した際は直ちに対抗策を提案し現在、
1億3700万豪ドル(約103億円)を投じて
パプアニューギニアを含む海底インターネットケーブルを建設している。
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◎ 安全保障へスクラム 自衛隊など10カ国 W杯に合わせて国際防衛ラグビー (2019.6.4、毎日)
https://mainichi.jp/articles/20190604/k00/00m/040/084000c
日本で今秋開催するラグビー・ワールドカップ(W杯)に合わせ、
「国際防衛ラグビー競技会」が9月に東京都内などで開かれる。
出場するのは各国軍のチームで、日本からは自衛隊ラガーマンが参加
。安全保障の一プレーヤーとして、スポーツを通した交流を深める。
専守防衛を国是とする日本の自衛隊だけあって、チームの持ち味は「堅実なディフェンス」だ。
大会はW杯に合わせて開催されており3回目。日本は英国で2015年に開かれた前回大会に初出場した。
今回は9月8~24日、陸上自衛隊の朝霞駐屯地(東京都など)と習志野演習場(千葉県)、
同県の柏の葉公園総合競技場である。試合は一般公開される。
トーナメント戦で競い合うのは、ラグビーが盛んなオーストラリアや英国など10カ国。
西太平洋の島しょ国のフィジーとパプアニューギニアも参加する。
西太平洋は、巨大経済圏構想「一帯一路」を進める中国が積極的に経済支援するなど関与を強めており、
安全保障関係者は関心を注いでいる地域だ。
韓国も出場国に名を連ねる。
防衛省は、海上自衛隊機への火器管制レーダー照射問題があった昨年12月以前に参加を打診。
1月18日の組み合わせ抽選会に韓国側は出席しなかったが、辞退の意向は示していない。
ラグビー人口が約600人とされる自衛隊に常設の代表チームはないものの、
国内トップリーグの下部リーグに参戦している各地の部隊チームなどから選抜された自衛官が、
昨年10月から強化合宿を重ねている。5月14日から5日間、朝霞駐屯地で実施した合宿には、
陸自40人、海自4人、空自1人の19~36歳が集まり、戦術の確認をした。
今後、練習試合をしながら登録メンバー30人を絞り込む。
チームのスタッフを務める陸自の若松忠司3佐(37)はチームの特徴を
「自衛隊の特徴である規律心の強さ、粘り強さがある」と解説。
プレー中には激しいぶつかり合いもあるが
「試合終了後はノーサイドの精神で心の強い結び付きにつながる」と期待する。
チームの中心となるのはロックの津留崎(つるさき)幸彦2曹(30)。
天理高校時代には花園に出場した経験があり、
現在は陸自船岡駐屯地(宮城県)で、道路補修などを担う施設科隊員として職務をこなしている。
ラグビーシーズンの9~12月は同僚隊員の理解があってラグビーに打ち込めているといい
「結果を出して恩返ししたい」と意気込む。
前回、自衛隊チームは予選リーグ敗退だった。今回はホスト国のため強化に力を入れ、
元日本代表SOの松尾勝博ヘッドコーチ(55)が指揮を執る。他国の選手と比べて体格では劣るが、
松尾ヘッドコーチは「ロースコアで戦えれば、
一泡吹かせられる」とチーム内の連携を高めようとしている。【町田徳丈】
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◎ JICAがソロモンの再生可能エネルギー導入促進を支援
(2019.6.4、アセアン情報サイト) https://portal-worlds.com/news/asean/18229
日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)は、
ソロモン諸島における再生可能エネルギーの本格導入を促進するための支援を実施することを発表した。
インドネシアとパプアニューギニアの東に位置するソロモンでは、
発電の大部分を高価な輸入ディーゼル燃料に依存しており、油価変動の影響を受けやすい状況にある。
また、気候変動の影響を受けやすいソロモンなどの大洋州の島嶼国では、
再生可能エネルギー100%といった目標を掲げている国もあるが、
実現に向けてはどのように電力の安定供給を確保するかなどの多くの課題が存在している。
そのためJICAは、これらの課題を解決させるための支援を実施することを決定した。
今回の支援は、「再生可能エネルギーロードマップ策定プロジェクト」として実施される。
この支援に関する開発調査型技術協力討議議事録の署名は、ソロモンの首都ホニアラで実施された。
支援が実施される期間は12ヶ月となる。具体的に実施する支援は、
再生可能エネルギーの導入促進に向けて、技術面・資金面・体制面の検討に基づくロードマップを策定するものとなる。
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◎ 日本、W杯本戦進出/U19クリケット (2019.6.9、読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20190608-OYTNT50111/
佐野市で行われている19歳以下の「U19クリケットワールドカップ(W杯)」東アジア太平洋予選で8日、
暫定1位だったパプアニューギニアが出場停止処分を受けたため、日本が不戦勝で本戦出場を決めた。
予選はフィジー、サモア、バヌアツを加えた5チームの総当たり戦で実施。
日本とパプアニューギニアは前日まで3勝0敗で並び、8日の直接対決で本戦出場国が決まるはずだった。
U19W杯は2020年1~2月に南アフリカで行われる。
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◎ クリケットU19代表、初のW杯出場へ 佐野で予選、地元3選手も
(2019.6.9、下野新聞) https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/180372
佐野市国際クリケット場で熱戦を展開した19歳以下クリケットワールドカップ(W杯)
東アジア太平洋予選は8日、最終日を迎え、同市在住の高校生3人を含む日本代表の優勝が決まった。
W杯本戦は来年1~2月に南アフリカで開かれ、
各世代を通じて初めて、日本代表が世界のひのき舞台に立つ。
大会には日本、サモア、フィジー、パプアニューギニア、バヌアツの5カ国の代表チームが出場、
今月2日から総当たり戦が行われた。8日は、3連勝同士の日本とパプアニューギニアの優勝決定戦が予定されていたが、
パプアニューギニアがが同日朝、「棄権したい」と大会事務局に申し出たため、日本の優勝が決まった。
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