vol.282(1月31日)
★★・‥...―━━━―...‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★◎ アングル:トンガの海底火山、噴火の衝撃波 (2022.1.20、 ロイター)
https://jp.reuters.com/article/tonga-graphic-idJPKBN2JU05Z
[18日 ロイター」 - 1月15日、トンガ沖の海底火山の噴火により、日本でも津波警報や避難指示が出された。
南太平洋の複数の島には大波が押し寄せ、ソーシャルメディアに投稿された映像には、沿岸部の住宅を襲う津波が記録されている。
フンガトンガ・フンガハーパイ火山は、トンガの首都ヌクアロファの北方約65キロの沖合にある。
最後に噴火したのは2014年。科学者らによれば、15日に噴火するまで約1カ月にわたって噴煙が観測されていた。
その後摂氏1000度前後のマグマが上昇し、摂氏20度の海水に触れたことにより、瞬間的に大規模な爆発が生じた。
<太平洋の海底に潜む火山群>
トンガ諸島は、火山の噴火や定期的な地震で知られる環太平洋火山帯上に位置している。
ニュージーランドからフィリピン、インドネシア、中国沿岸、さらには北米・南米大陸の西岸へと続き、
チリの先端に至る馬蹄形の弧を描く地域だ。
トンガは太平洋プレートとインド・オーストラリアプレートという2つの主要地殻プレートが出会う場所にある。
太平洋プレートは西に押しやられ、インド・オーストラリアプレートと小規模なトンガプレートに到達すると
「沈み込み帯」に沿ってマントルへと沈降していく。マグマは沈降していくプレートの上で発生し、
上方の地殻を貫いてゆっくりと上昇し、付近に火山帯を形成する。
フンガトンガ・フンガハーパイ火山は、トンガの首都ヌクアロファの北方約65キロの沖合にある。
最後に噴火したのは2014年。科学者らによれば、15日に噴火するまで約1カ月にわたって噴煙が観測されていた。
その後摂氏1000度前後のマグマが上昇し、摂氏20度の海水に触れたことにより、瞬間的に大規模な爆発が生じた。
米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターの研究者ダン・スレイバック氏によると、
フンガトンガ・フンガハーパイ火山は12月末に新たな火口から噴火を開始。
「前回の噴火で吐き出された高さ120メートルの円錐状に堆積した火山灰を大部分崩壊させ、
新たな噴出物が火口湖を完全に埋め尽くした」と説明する。
この火山島は2カ月の間に劇的に姿を変えた。2015年、
科学者らはこの島が波の浸食により数カ月で海面から姿を消すだろうと考えた。
だが、実際には火山島は成長していた。
プラネットラブスが撮影した1月7日の衛星画像では、火口から火山性ガスが出ているのが分かる。
1月15日、噴火の約2時間前の時点では、火口はほぼ海面下に没していた。
<津波警報>
オーストラリア気象庁は、噴火により高さ1.2メートルの津波が発生したとしている。
津波は、トンガ諸島から北西に8000キロ近く離れた日本にまで到達した。
日本の気象庁は、少なくとも2カ所で波高が最大3メートルに達するとの警報を発した。
噴火の現場から西に1万キロ以上離れたペルーでは、異常な高波により2人が溺死したと報じられている。
通信状況の悪化が深刻なため、トンガからの情報はほとんどない。トンガ政府の最初の発表では、
飼い犬を救出しようとして亡くなった英国籍の女性を含め、3人の犠牲者が確認された。
噴火はあまりにも強力で、火山灰の巨大な雲ばかりか、大気中を音速に近い速度で放射状に広がっていく衝撃波も衛星から観測された。
<孤立する被災地>
オーストラリアとニュージーランドは、通信が完全に途絶したトンガの離島の被害状況を調べるため、
17日に偵察機を派遣した。
また噴火により、トンガをフィジー経由で国際ネットワークに接続している全長827キロの海底光ファイバーケーブル
「トンガ・ケーブル」が損傷した。海底ケーブル補修を専門とする米企業サブコムが保有するケーブル敷設船「CSリライアンス」が
ケーブルの修復に向かうものとみられている。同船は、4000キロ近く離れたパプアニューギニアのポートモレスビーに停泊中だ。
ニュージーランドで活動する火山学者で、スミソニアン全地球火山活動プログラムの一員でもあるジェナイン・クリップナー氏は、
「当面の問題は情報の乏しさで、懸念している」と話している。
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◎ 世界一大きいバナナ・世界最大のバナナ (20022.1.22、 世界雑学ノート )
https://world-note.com/world-largest-banana/
... バナナ(Giant Highland Banana)」とは、インドネシアとパプアニューギニアの両国が領有する
ニューギニア島に自生する、名実共に世界最大のバナナ。
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◎ LNG=1月17~21日:トンガ沖大噴火、LNG船の航行遅延が発生 (2022.1.24、
https://www.rim-intelligence.co.jp/news/summary/1705409.html
【DES北東アジア】
トンガ沖で1月15日に発生した大規模な海中火山噴火については、
豪州やパプアニューギニアなどアジア太平洋南部におけるLNGの生産や供給に影響は見られなかった。
一方、LNG船の運航にわずかながら支障が出た。
日本をはじめとした北東アジア向けや、アジア太平洋のLNGの生産地に向け航行していたLNG船の一部は、
1月15日の噴火の後、速度を落として運航するとともに、安全な港へ避難する船舶があった。
日本の公益エネルギー企業は「複数船舶が日本着のタイミングを遅らせることになった」と伝えた。
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◎ 豪産金ニュークレスト、生産増加を予想 パプア事業にコロナの影響
(2022.1.28、 ロイター) https://jp.reuters.com/article/newcrest-mining-output-idJPKBN2K20BV
[28日 ロイター] - オーストラリア最大手の産金会社ニュークレスト・マイニングが28日発表した
第2・四半期(2021年10─12月)の金生産量は前期比10%増加した。
第3・四半期(1─3月)の生産も前期から増加すると予想したが、
パプアニューギニア事業が、現地の天候不良と新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていると説明した。
ニュークレストはカナダの同業プレティウム・リソーシズ買収を1─3月中に完了する予定。
生産は年間目標(1800─2000キロオンス)達成に向けて順調に進捗しているとした。
10─12月の生産量は436.1キロオンス。7─9月の396.2キロオンスから増加したが、
パプアのリヒル事業などでの生産低迷が響き前年同期の535.5キロオンスを下回った。
パプアでの年間生産量は、700─800キロオンスの下限になるとの見通しを示した。
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◎ 魚沼の「コーヒースポット」人気国道17号そば、
こだわりの2店並ぶ (2022.1.28、 新潟日報)
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20220128666890.html
新潟県魚沼市小出地域、中原の国道17号そばにカフェとコーヒースタンドが2軒並び立ち、
ちょっとした「コーヒースポット」として地元の話題を集めている。
「Toi(トイ)」と「ウオヌマコーヒーロースターズ」の2店で、
共に豆や製法にこだわった一杯でほっと心温まるひとときを提供している。
■Toi 柔らかな甘さとコク
国道17号沿いにあるカフェ「Toi」は、昨春オープンした。
スタッフの平澤康宏さん(39)は「待ち合わせなどに使ってもらう街の交差点のイメージ。
日常生活のコーヒーを届けたい」と話す。
使用する豆は南太平洋、パプアニューギニアの標高2千メートル付近で自生する原種「アラビカ種ティピカ」。
火山灰の肥沃(ひよく)な斜面で育ち、地元住民が丁寧に手摘みして収穫している。
この豆は現地語で家族、仲間を意味する「WANTOK(ワントク)」のブランド名で、
日本との共同プロジェクトとして輸入された。
豆やグッズの売り上げを現地に還元する仕組みにもなっている。
バランスの良い柔らかな甘さとコク、マイルドな口当たりが特徴。
店ではブレンドと、焙煎(ばいせん)の異なる「ライトマイルド」「リッチビター」の3種類を用意している。
メニューはほかにカフェオレやチャイ、地元のソーセージを使ったホットドッグ、焼き菓子もある。
吹き抜けの開放感ある店内にはコーヒー豆のほか、タンブラーなどの雑貨も並ぶ。
平澤さんは「お客さまにはウオヌマコーヒーロースターズを紹介している。
飲み比べも楽しんでほしい」と話した。
午前9時半~午後5時。水曜日定休。ブレンドはSサイズで380円。
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◎ 新型コロナウイルスに関する注意喚起(第140日報)
(2022.1.25、 在PNG日本国大使館) https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100294039.pdf
パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ
●PNG当局の発表によれば、1 月 14 日(金)~1 月 17 日(月)の間に確認された
新たな感染者数は国内で合計 11 名です(PNG 当局は 17 日以降の情報を更新していません)。
●1 月 17 日現在の累計感染者数:36,446 名(+11 名)
●1 月 17 日現在の累計死者数:596 名(+0 名)
●1 月 17 日現在の各州感染者数内訳(+13 名。※累計感染者数や各州感染者数内訳は
PNG当局(NCC)公式サイトから引用したものです。
しかし、上記の累計感染者数の前回比 (+11 名)と下記の各州感染者数の前回比の合計(+13 名)には 2 名の誤差があります。)
NCD:9,417 名(+5 名)、セントラル州:833 名、ガルフ州:496 名、ウェスタン州:3,610 名、
ミ ルンベイ州:1,214 名、ノーザン(オロ)州:528 名、モロベ州:2,492 名(+1 名)、マダン州: 1,268 名、
東セピック州:701 名、西セピック州:775 名、東ハイランド州:2,156 名、チンブ州: 1,058 名、ジワカ州:421 名、
西ハイランド州:2,725 名(+1 名)、南ハイランド州:1,041 名(+1 名)、エンガ州:1,050 名(+2 名)、
ヘラ州:768 名、マヌス州:646 名、東ニューブリテン州: 2,224 名、西ニューブリテン州:1,238 名、
ニューアイルランド州:854 名(+3 名)、ブーゲンビ ル自治州:931 名
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◎ 新型コロナウイルス感染防止のための規制の更新 (2022.1.28、
在PNG日本国大使館) https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100295751.pdf
パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ
1 月 27 日、マニング・パンデミック指揮官は国際渡航に係る規制の更新を発表したとこ ろ、
廃止を 1 月 28 日付で有効としましたところ、要旨は以下のとおりです。
詳細は PNG 政 府 特 設 ウ ェ ブ サ イ ト (https://covid19.info.gov.pg/) ま た は
当 館 ウ ェ ブ サ イ ト (https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100295632.pdf)にてご確認ください。
●パンデミック指揮官による入国許可は、1 月 28 日(金)以降は、60 日間の有効期間内で あれば何度でも有効とする
(これまでは 60 日間の有効期限内に一回のみ有効)。
●PNG 入国に際して、PNG 当局が有効と認めるワクチンの種類は以下のとおり。
※(新):今回追加になったワクチン
・Pfizer-BioNTech
・AstraZeneca-Oxford
・AstraZeneca (COVISHIELD/SII)(新)
・Johnson & Johnson (Janssen)
・Moderna ・Sinopharm ・Sinovac
・Covaxin (Bharat Biotech)(新)
・Covovax (SIINVX-CoV2373) (新)
・Novovax (NVX-CoV2373/Nuvaxovid) (新)
●上記のワクチンを完全接種していない者は、18 歳以下の者を除き、1 月 26 日(水)以降、
何人も PNG に向かう航空機に搭乗することは認められない。
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