メルマガ・広報誌

vol.300(8月1日)

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◎ 磯子スポーツセンター使える用具を途上国へ(2022.7.21、タウンニュース)
https://www.townnews.co.jp/0110/2022/07/21/634490.html

JICA通じて寄贈
 磯子スポーツセンター(堀川忠雄所長)は昨年度、
教室などで使用したがまだ使えるボールなどのスポーツ用具を国際協力機構(JICA)を通して開発途上国へ贈った。
持続可能な開発目標(SDGs)推進の一環として初めて取り組んだもので、6月に入って寄贈先から感謝状が届いた。
今年度も継続し、スポーツを通したSDGsの達成に努めていく。

 同所はJICAによる「世界の笑顔のために」プログラムを通し、卓球ボール50個、バドミントンシャトル410個、
バスケットボール2個、バレーボール1個を開発途上国へ贈った
。寄贈品は同所のスポーツ教室で使用したがまだ使えるものや、職員有志が持ち寄ったもの。
施設で使った用具は利用者らの要望で交換すると、「たとえ使える状態でも、これまでは廃棄するしかなかった」という。

 集めた品はJICAを通してグアテマラ、セネガル、パプアニューギニアへ届けられ、
6月に寄贈先の学校やスポーツ団体から同所に宛てた感謝状が届いた。感謝状には「寄贈品によって、
より生徒がバレーボールで遊べることになる」といった言葉が記され、各国の紹介や現地のスポーツの状況なども添えられた。

スポーツでSDGsを

 「何かスポーツを通してSDGSに貢献できることはないか」。
堀川所長が一昨年に参加した研修をきかっけに、同所では以前から施設としてSDGsに関してできる取り組みを模索していた。
ごみの削減などに取り組む中で、過去に青年海外協力隊としてホンジュラスへ行っていた職員が、
備品や用具もないようなスポーツ環境が整っていない現地の状況を共有。
そうした開発途上国に対してできることはないかと検討していくと、
開発途上国で必要とされるスポーツ・文化・教育・福祉などの関連物品をJICAが募って世界各地へ届ける同プログラムにたどり着いた。

 JICAによると同所が参加した2021年度秋募集には、66の個人・団体が参加。
合計約4200点の物品が提供され、世界15カ国に贈られたという。

 同所は同プログラムへの参加を継続し、今年度は一般からも寄贈品を募る形で検討している。
堀川所長は「小学生などが身の周りでSDGsに取り組む姿勢にも刺激を受けた。
スポーツ施設としてできることを続けていきたい」と話した。

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◎ 水木しげる生誕100周年記念ウイーク(2022.7.28、神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/odekake-plus/event/detail.shtml?news/odekake-plus/event/202207/20220727173050121641
 今月4周年を迎えた上方落語の定席「神戸新開地・喜楽館」の隣町は、
神戸市兵庫区の水木通。妖怪漫画の鬼才・水木しげる(1922~2015年)のペンネームは、
70年ほど前ここに住んでいたことによるが、同区出身の桂あやめによると「意外と地元でも知られていない」。
そこで8月1~7日に開くのが「水木しげる生誕100周年記念ウイーク」だ。
 水木は復員後、傷痍(しょうい)軍人の団体に参加。募金旅行中にたまたま泊まった水木通の安宿を買い、
「水木荘」の大家兼紙芝居作者に。本名は「武良(むら)」にもかかわらず、「水木さん」と呼ばれ出し、通り名となった。

 出身地の鳥取・境港は観光名所「水木しげるロード」で知られ、今春には生誕地の大阪・粉浜に碑が建立。
一方、水木通には何もなく、あやめ自身も喜楽館発足の集まりで初めて聞き、「神戸もゆかりの地だと知ってほしい」と発案した。
 目玉は、大の水木ファンの医師で作家の久坂部羊(よう)と活動弁士・坂本頼光の連続対談。
久坂部はパプアニューギニアの医務官時代に面会し親交を深め、水木漫画の名せりふを解説した「冴(さ)えてる一言」を出版。
坂本は少年時代から弟子志望で仕事場に出入りし、水木作品の活弁上演を手掛ける。
 落語は怪談噺(ばなし)がメインで、笑福亭たまが大ネタの「死神」「地獄八景」などに挑戦。
うわばみが登場する珍品「苫(とま)が島」もあり、「初心者もコアな落語好きも楽しめるラインアップ」とアピールする。
 他に桂三扇と林家染雀が「化物使い」を連日掛け、笑福亭福笑が「備後屋敷」「幽霊狂詩曲」などの創作を披露。
あやめは手製の鬼太郎のコスプレで顔を出すといい、「長田の鉄人28号に負けず、何かできれば」と今後の盛り上がりに期待する。
 午後2時開演。前売り一般2300円。喜楽館TEL078・335・7088
(田中真治)

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◎ 新装版「総員玉砕せよ!」発売 生誕100年の水木しげるさん最後の戦記作品、
昨年見つかった遺品ノートの構想追加 (2022.7.30、 東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article_photo/list?article_id=192616&pid=735231

 2015年に93歳で死去した漫画家水木しげるさんが自らの従軍経験を基にした戦争漫画の傑作「総員玉砕せよ!」の
「新装完全版」が講談社から発売された。
昨年見つかった構想ノートの一部が収録され、長女の原口尚子さん(59)は
「作品が描かれた背景をより深く知ることができればいい」と期待する。(小松田健一)
 「総員玉砕せよ!」は、1973年に発表された描き下ろし長編。水木さんがモデルの「丸山2等兵」を主人公とし、
45年3月、南太平洋のパプアニューギニア・ニューブリテン島で水木さんも所属した日本軍の大隊が、
米軍への切り込み攻撃によって壊滅した史実に一部創作を加えた。

 軍隊という組織の理不尽さや戦争の非人間性を緻密に余すところなく描き、
水木さんは後書きに「90パーセントは事実です」と記した。水木さんは数多くの戦争漫画を残したが、
唯一の長編でなおかつ最後の作品になった。
 構想ノートは昨年、原口さんが水木プロダクション(東京都調布市)で水木さんの遺品を整理中に発見した。
B5判で35㌻にわたって構成や登場人物などが鉛筆で書かれており、
本紙は昨年10月1日付と同月4日付朝刊でノートの存在を報じた。
今年が水木さんの生誕100年で文庫版を新装するに当たり、原口さんが講談社へノートの収録を提案し
、同社も快諾したという。
 新装完全版は95年に発売した文庫本に、ノートに記された登場人物や構成など20㌻分を追加掲載。
また、水木さんと親交が深かったノンフィクション作家の足立倫行のりゆきさんが新たな解説文を寄せた。
表紙の絵も兵士が鬼気迫る表情で銃を構える初版時のものに差し替えて、出版当時の雰囲気を伝えている。
 原口さんは「ロシアのウクライナ侵攻で戦争を身近なものと感じた人も多いのではないか。
父の作品を通じて、市井の人びとが戦争に行き悲惨な最期を迎えたことを知るのが犠牲者に対する何よりの鎮魂になると思う」と話す。
 「総員玉砕せよ!」の新装完全版は780円(税別)。全国の書店やアマゾンなどのネットストアで販売する。

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◎ 米国・インドネシア、軍事演習開始へ 日豪英仏など参加 
(2022.8.1、 日経) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0100N0R00C22A8000000/
【ワシントン=中村亮】米国とインドネシアの軍事演習「ガルーダ・シールド」が1日、インドネシアで始まる。
2国間から多国間の連携に重点を移し、オブザーバーを含めて10カ国以上が参加する。
中国が南シナ海の実効支配を一段と強めており、米軍は各国と相互運用性を高めて対抗する。
ガルーダ・シールドは14日まで実施する。米国の在インドネシア大使館によると、
米国とインドネシアからはそれぞれ2000人程度が参加する。
日本やオーストラリア、シンガポールが本格的に参加し、
オブザーバーとしてインドやパプアニューギニア、韓国、カナダ、フランス、英国なども加わる。
米太平洋陸軍のチャールズ・フリン司令官は日本経済新聞の取材で
ガルーダ・シールドをめぐり「インド太平洋における陸軍や地上部隊、統合部隊の間で続く多国間協力を表現するものだ」と強調した。
「訓練や即応力向上、陸軍やリーダー同士の関係構築を通じてパートナー国と相互運用性を高めていくことが極めて重要だ」と訴えた。

演習には日本の陸上自衛隊が初めて本格的に参加する。
米軍やインドネシア国軍とともに米領グアムから米軍機でインドネシア・スマトラ島南部のバトゥラジャに長距離移動し、
空挺(くうてい)降下から地上作戦までの動きを訓練する。
フリン氏は「日米とインドネシアによる協力の素晴らしい事例だ」と言及した。
南シナ海では米中の緊張が高まっている。イーライ・ラトナー米国防次官補(インド太平洋安全保障担当)は7月下旬、
米戦略国際問題研究所(CSIS)のイベントで、中国軍の航空機による南シナ海などでの進路妨害が最近5年間で急増したと批判。
22年上半期だけでも危険な事案が数十件あったと明らかにした。
「中国軍がこの行動パターンを続ければ地域で大きな事故が起きるのは時間の問題だ」とも話した。
インド太平洋地域の安全保障をめぐっては海軍や空軍が主体になるとみられてきた。
フリン氏は世界の陸の25%をインド太平洋地域が占め、アジア各国は軍のなかで陸軍に大きな比重を置いていると指摘。
「陸軍は地域を結合させる安全保障の土台だ」と言明した。

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◎ PNG総選挙期間中の注意喚起 (2022.7.25、 在PNG日本国大使館)
https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100373770.pdf

  パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ

 24 日(日)午後3時現在、当館近くの John Guise Stadium(Moresby North-East 選挙区の開 票作業中)付近で
斧や鉈等で武装した集団が人々を切りつける等し、警察が発砲等してこれ に対応しています。
同スタジアム付近には当面の間近寄らないようにお願いします。

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◎ PNG総選挙期間中の注意喚起 (2022.7.25、 在PNG日本国大使館) 
https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100373782.pdf

  パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ

 昨日ポートモレスビー市内の John Guise Stadium で発生した事件に関する続報です。

 同スタジアム(Moresby North-East 選挙区の開票所)と
道路向かいの Vision City ショッピン グ・モールにかけての道路一帯で発生した昨日の乱闘事件により、
死者を含む十数人の被 害者が発生した模様です。
同事件は、Moresby North-East 選挙区における選挙プロセスに不満を持つ候補者及びその支持者等によるものと見られています。

 本日も、Gordon、6 Mile、9 Mile、Erima 等、特に Moresby North-East 選挙区を中心とする市内の各地で
ナタや鉄パイプ等で武装した集団による無差別攻撃等が発生しており、市内は緊 張した状態が続いています。
マニング警察長官は、不要不急の外出は控え、自宅に留まるよ う注意を促しています。

 現在、ポートモレスビー市内で開票作業中の開票所3箇所(John Guise Stadium(Moresby North-East 選挙区)、
Ryta Flyn(NCD 州知事及び Moresby South 選挙区)、
Pacific Institute of Leadership and Governance(Moresby North-West 選挙区))では、
テントや露店が撤去さ れ、武装警察官による厳重な警備体制が敷かれています。
ただし、Murray Barracks(セントラ ル州の開票所)の開票所付近では引き続きテントや露店が路側に設置されており、
警察の姿 もまばらな状況です。

 ポートモレスビー市内に滞在中の皆様におかれては、特に上記開票所には近寄らないこと、
また、散発的に発生する乱闘に巻き込まれないよう、不要不急の外出は控える等の対策を各 人で行ってください。

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◎ ポートモレスビー市内の治安状況(2022.7.26、 在PNG日本国大使館)
https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100374332.pdf

  パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ

 7 月 24 日(日)及び 25 日(月)にお知らせしたポートモレスビーの治安状況について、
25 日 午後から市内の開票所(下記注)近辺では武装警察が厳戒態勢を敷いて警備を行っている 他、
軍の装甲車やトラックが市内を巡回しています。また、市内のスーパーや量販店では、
時 短営業もしくは閉店している店舗が多く、依然として市内は緊迫した状況にありますが、
昨夜 以降、武装集団による無差別攻撃等の重大な事件が発生したとの情報はありません。

 一方で、警察・軍による治安対策が講じられているとはいえ、29 日(金)の選挙終了日を前に再
び治安が悪化する可能性は否定できません。

 当館としても引き続き事態を注視していきますが、
ポートモレスビーに滞在中の皆様におか れましても引き続き、不要不急の外出は控える、
開票所等の選挙関連施設には近寄らない 等の対策を講じるようお願いします。

(注)ポートモレスビー市内の開票所
  1 John Guise Stadium(Moresby North-East 選挙区)
 2 Rita Flynn(NCD 州知事及び Moresby South 選挙区)
 3 Pacific Institute of Leadership and Governance(Moresby North-West 選挙区)
 4 Murray Barracks(セントラル州)

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