メルマガ・広報誌

vol.301(8月10日)

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◎ 動物をテーマに世界の180点紹介 浜松市楽器博物館(2022.8.5、 静岡新聞)
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1103821.html
 浜松市中区の市楽器博物館でこのほど、特別展「発見! 楽器の動物園」(静岡新聞社・静岡放送後援)が始まった。
動物をテーマにした世界中の楽器を集めた。12月13日まで。
 クジャクをかたどったインドの弦楽器や、馬の彫刻が施されたモンゴルの馬頭琴をはじめ、象やカメ、
想像上の竜などがデザインされた世界各地の約180点を展示している。動物を素材にした楽器を紹介するコーナーでは、
アルマジロの甲羅を使った南米の弦楽器「チャランゴ」や、
パプアニューギニアの太鼓「クンドゥ」に用いられるトカゲの皮などに触れることができる。
 同館職員の八樹優月さんは「楽器を通して人と動物の関係や文化に触れてほしい」と話した。

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◎ パプアニューギニア沖で驚くほど美しいクラゲを撮影、研究者の関心も集まる
(2022.8.5、スイッチニュース) https://switch-news.com/science/post-80154/
南太平洋のパプアニューギニア沖で、あるダイバーが珍しいクラゲの映像を撮影し、
研究者の間で関心を呼んでいるという。
3、4匹のクラゲを目撃
この映像を撮影したのは、パプアニューギニアのニューアイルランド州カビエンで、
「スキューバ・ベンチャーズ」という会社を経営するドリアン・ボーチャーズ氏だ。
この地域で20年以上ダイビングをしているボーチャーズ氏は先日、海に潜って3、4匹の珍しいクラゲを見たが、
その複雑なディテールと、水中を見事に移動していく姿に衝撃を受けたという。
その後、ボーチャーズ氏は映像をフェイスブックに投稿。また南アフリカにいる妻にも、映像を送ったそうだ。
研究者は新種の可能性を示唆
さらにこの映像は、クラゲの専門家であるリサ・アン・ガーシュウィン博士が共同設立した
プロジェクト「Jellyfish」にもアップロードされたという。
ガーシュウィン博士は「これを見た瞬間、正直なところ、興奮を抑えるのがやっとでした。
椅子から落ちそうになりましたよ」と述べている。
ガーシュウィン博士は当初、この映像が、数十年前にグレートバリアリーフで発見された謎のクラゲ、
「キイロデクテス・マクラタス(Chirodectes maculatus)」の2度目の目撃例だと考えていたが、
現在はこの「壮大な」生き物が新種であると考えているという。
映像だけでは分からない
一方、オーストラリア・グリフィス大学の海洋生態学者で、
クラゲを専門とするカイリー・ピット教授は、新種である可能性はあるが、映像だけではわからないと指摘している。

彼女は「確かに今まで見たことがない」と言いつつも、研究者がその種を確かめるには「その動物を手に取る必要がある」とし、
「標本が手に入り、遺伝子検査と相まって、その形態を説明できれば素晴らしいことです」と述べている。
またジェームズ・クック大学の毒物学者で、オーストラリアの毒性動物を専門とするジェイミー・シーモア教授は、
このクラゲが「キイロデクテス・マクラタス」であるとするガーシュウィン博士の当初の説を支持しているという。(了)
    ≪ 映像は、上記URLをクリックして閲覧願います。 ≫

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◎ ソロモン諸島に対する保健・医療体制強化のための支援
(無償資金協力「経済社会開発計画」)に関する書簡の交換 (2022.8.7、外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_001018.html
 8月7日(現地時間同日)、ソロモン諸島の首都ホニアラにおいて、
鬼木誠防衛副大臣及びカルウィック・トガマナ保健・医療サービス大臣
(Hon.Dr.Culwick TOGAMANA, Minister for Health and Medical Services of the Solomon Islands)の立ち会いの下、
我が方、三輪芳明駐ソロモン諸島日本国特命全権大使と、先方ジャーマイア・マネレ外務貿易大臣
(Hon. Jeremiah MANELE, Minister for Foreign Affairs and External Trade of the Solomon Islands)との間で、
供与額2.0億円の無償資金協力「経済社会開発計画(保健・医療体制強化のための支援)」に関する書簡の交換が行われました。
1.    ソロモンでは、2022年初めから新型コロナウイルスの感染者が急増していますが、
同国の医療体制は極めて脆弱であり、
隔離病棟等の感染症を扱うことができる医療インフラの整備等の医療体制の強化が喫緊の課題となっています。
2.    この計画では、ソロモン政府に対して保健・医療関連機材(陰圧隔離病室コンテナ、発電機等)を供与することにより、
同国の保健・医療体制の強化を図り、もって社会の安定化を通じた同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。
3.    我が国は、昨年7月2日にテレビ会議方式により開催した第9回太平洋・島サミットにおいて、
「新型コロナへの対応と回復」を今後3年間の重点分野の一つとして表明しており、上記の協力は同表明を具現化するものです。
(参考1)ソロモン諸島基礎データ
 ソロモン諸島は、面積2万8,900平方キロメートル、人口約68.7万人(2020年、世界銀行)、
1人当たり国民総所得(GNI)は2,300米ドル(2020年、世界銀行)
(参考2)第9回太平洋・島サミット
 2021年7月2日、テレビ会議方式により、菅義偉内閣総理大臣(当時)と
カウセア・ナタノ・ツバル首相(Hon. Kausea NATANO, Prime Minister of Tuvalu)の共同議長の下、
第9回太平洋・島サミット(The Ninth Pacific Islands Leaders Meeting:PALM9)が開催され、
日本、島嶼14か国(ツバル、クック諸島、フィジー、キリバス、マーシャル、ミクロネシア、ナウル、
ニウエ、パラオ、パプアニューギニア、サモア、ソロモン、トンガ、バヌアツ)、豪州、ニュージーランドに加え、
ニューカレドニア及び仏領ポリネシアの2地域を含む19か国・地域の首脳等が参加した。
ソロモンからはマナセ・ダムカナ・ソガバレ首相が参加した。
 我が国は、PALM9において、「太平洋のキズナ政策」の下、
(1)新型コロナへの対応と回復、
(2)法の支配に基づく持続可能な海洋、
(3)気候変動・防災、
(4)持続可能で強靱な経済発展の基盤強化、
(5)人的交流・人材育成の5つを重点分野とし、
今後3年間に、しっかりとした開発協力の継続と5,500人以上の人材交流・人材育成を実施することを表明した。 

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◎ パプア首相、2期目続投 総選挙の集計続く (2022.8.9、 日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB09BRV0Z00C22A8000000/
【シドニー=共同】南太平洋のパプアニューギニアの議会は9日、首相を決める投票で与党パング党を率いるマラペ首相を選出し、
マラペ氏の2期目続投が決まった。オーストラリアの公共放送ABCが報じた。
パプアでは7月4日から22日まで総選挙の投票が行われた。現在も集計が続いており、定数118のうち13議席が確定していない。
総選挙では、投票が妨害されたり、記入済みの投票用紙が燃やされたりする混乱があり、暴力で数十人の死者が出た。
パング党は36議席以上を確保。マラペ氏は少なくとも17党からなる連立政権を発足させる方針。

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◎ ポートモレスビー市内の治安状況(2022.8.1、 在PNG日本国大使館)
https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100376558.pdf
   パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ
 7 月 24 日(日)に悪化したポートモレスビー市内の治安状況について、
当館は 7 月 28 日(木)に領事メールを発出して以降、本日までに特筆すべき事件等の情報には接し ておりませんが、
引き続き警察と軍の連携による治安対策が講じられています。
 なお、7 月 29 日から 8 月 12 日に延期されていた選挙終了日(return of writs)は再 度変更され、
8 月 5 日(金)となりました。選挙結果については、31 日(日)現在まで に全 118 議席のうち半数近くの当選結果が判明していますが、
これに不満を持つ人々の 行動は予測できず、急激な治安悪化が再び発生する可能性は否定できません。
 ついては、ポートモレスビーに滞在中の皆様におかれましては、
特に外出の際には引 き続き警戒していただくとともに、以下の開票所等の選挙関連施設には近寄らないよう お願いします。

 <ポートモレスビー市内の開票所>
 1 John Guise Stadium(Moresby North-East 選挙区)
2 Rita Flynn(NCD 州知事及び Moresby South 選挙区)
3 Pacific Institute of Leadership and Governance(Moresby North-West 選挙区))
4 Murray Barracks(セントラル州)

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◎ 新型コロナウイルスに関する注意喚起(第156報) 
(2022.8.1、 在PNG日本国大使館) https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100376563.pdf
パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ
PNG保健省及び当地WHOの発表によれば、6 月 27 日(月)~7 月 24 日(日)の 間に確認された
新たな国内感染者数は合計 63 名でした。選挙期間中は各所で人が集ま り、
密となることから急激な感染拡大が懸念されています。7 月 24 日(日)から急激に
治安情勢が悪化したポートモレスビーに関しては治安対策の必要性について注意喚起 を行っているところですが、
感染防止対策についても引き続き徹底いただきますようお 願いします。
●7 月 24 日現在の累計感染者数:44,772 名(+63 名)
●7 月 24 日現在の累計死者数:662 名(+0 名)
●7 月 24 日現在の各州感染者数内訳
NCD:12,531 名(+15 名)、セントラル州:1,278 名(+1 名)、ガルフ州:650 名(+ 7 名)、
ウェスタン州:3,747 名、ミルンベイ州:1,589 名、ノーザン(オロ)州:657 名、モロベ州:2,607 名(+1 名)、
マダン州:1,792 名(+2 名)、東セピック州:758 名、西セピック州:881 名、東ハイランド州:2752 名(+7 名)、
チンブ州:1,185 名(+ 1 名)、ジワカ州:524 名(+1 名)、西ハイランド州:3,153 名(+1 名)、
南ハイランド 州:1,307 名(+2 名)、エンガ州:1,337 名(+18 名)、ヘラ州:1,079 名(+1 名)、
マヌス州:904 名、東ニューブリテン州:2,400 名、西ニューブリテン州:1,244 名、ニ ューアイルランド州:1,195 名(+7 名)、
ブーゲンビル自治州:1,202 名 ※( )内は 6 月 26 日時点との比較。

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◎ ポートモレスビー市内の治安状況(続報)(2022.8.5、 在PNG日本国大使館)
 https://www.png.emb-japan.go.jp/files/100378570.pdf
パプアニューギニアにお住まいの皆様及び渡航中又は渡航予定の皆様へ
 ポートモレスビー市内の治安状況について、改めて注意喚起申し上げます。
  本 5 日 16 時で選挙日程が公式に終了(return of writs)します。
本 5 日午後に開催さ れた Electoral Commission (EC)の記者会見によれば、
全 118 議席のうち 73 議席の開 票結果が EC によって受理された模様であり、
これにより法律上の要請である過半数の 当選結果(writs)が総督に提出(return)されることとなります。
また、9日(火)に選 挙後初の国会が開催される予定です。
  そのような中、ポートモレスビー市内の各地において、治安当局による警戒体制が強 化されているとの情報に接しています。
John Guise Stadium を始めとする開票所での 開票作業が終盤を迎えていることから、
今後、当選者の発表に伴い、それを不服とする 人々などによるデモの発生等、急激に治安が悪化する可能性は否定できません。
 ついては、ポートモレスビーに滞在中の皆様におかれましては、特に外出の際には引 き続き警戒していただくとともに、
以下の開票所等の選挙関連施設のみならず、人が多 く集まる場所には近寄らない等の対策を講じるようお願いします。
<ポートモレスビー市内の開票所>  
1 John Guise Stadium(Moresby North-East 選挙区)
2 Rita Flynn(NCD 知事)
3 Pacific Institute of Leadership and Governance(Moresby North-West 選挙区)
4 Murray Barracks(セントラル州)

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