メルマガ・広報誌

vol.311(11月21日)

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◎    濱口梧陵国際賞 海外の受賞団体の代表 広川町を訪問(2022.11.10、NHK news web)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20221110/2040013089.html
津波防災に貢献した団体などに贈られ、稲むらの火の逸話で知られる濱口梧陵の名前を冠した
「濱口梧陵国際賞」の海外の受賞団体の代表が3年ぶりに広川町を訪れ、歓迎会に出席しました。

「濱口梧陵国際賞」は、津波防災に貢献した団体などに贈られる賞で、ことしは
▼防災教育に取り組んでいるパプアニューギニア大学の災害リスク軽減センターと
▼港などへの津波の影響を調べるアメリカのオレゴン州立大学の波浪水理実験場が選ばれました。

8日、東京で授賞式が開かれ、受賞団体の代表がコロナ禍の影響で3年ぶりに来日し、
9日広川町で開かれた歓迎会に臨みました。
歓迎会ではパプアニューギニア大学のジョセフ・エスピさんが「賞を受賞し、
濱口梧陵を深く知ることができ本当に光栄です。
パプアニューギニアでも濱口梧陵の精神を広めていきたいと思います」とあいさつしました。
そして、江戸時代の安政南海地震のあと、
濱口梧陵が築いた「広村堤防」を視察し、
昭和21年の昭和南海地震で津波から村を守った
濱口梧陵の功績やその精神を受け継ぐ地域の取り組みを学んでいました。
オレゴン州立大学のペドロ・ロモナコさんは
「この広川町は濱口梧陵や地域社会が共同してどのように津波災害に備えてきたかを示す良い例で、
とても良い経験になった」と話していました。

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◎    Nadzab Airport gets new fire truck (2022.11.11、National)
https://www.thenational.com.pg/nadzab-airport-gets-new-fire-truck/

THE Nadzab Airport in Lae has received a new Rosenbauer Panther fire truck
to strengthen the airport’s rescue and fire fighting capabilities,
according to National Airports Corporation.

Corporation managing director and chief executive Rex Kiponge said
the new fire truck was procured as part of the Nadzab Airport redevelopment project
which was funded by the Government through the Japanese International Corporation Agency (Jica)
official development assistance loan.

“Airport rescue and fire fighting is an important service provided
by the corporation at major airports, including Nadzab,” he said.
“The addition of the truck, now increases the number at Nadzab to three.

“With a modern design and optimised features, including an enhanced extinguishing power,
the new fire truck will enable the rescue
and fire fighting team at Nadzab Airport to respond faster and more efficiently
to any emergency situation at the airport.

“Training will also be provided aimed at familiarising the airport rescue and fire fighting team
with the functional features of the new fire truck.

“Nadzab Airport is currently undergoing significant developments
through the redevelopment project which is funded by the national government
 with support from the Japanese government through Jica.

“The developments taking place at Nadzab include the construction of a new passenger terminal,
a new fire station as well as the upgraded airport runway, taxiway and apron.
“Upon completion of the project in 2023, Nadzab will serve as an
alternate international airport to the Jackson International Airport in Port Moresby.”
“Investment in this area underscores the Government and the corporation’s
commitment to safety and compliance at Nadzab Airport.”

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Helping hand from Japan (2022.11.14, National)
https://www.thenational.com.pg/helping-hand-from-japan/

THE Japanese government has contributed US$6.9 million (about K24.2 million)

to the International Organisation for Migration (IOM) to strengthen the capacity of border control
in response to infectious diseases in Pacific Island countries.
From the contribution, about US$900,000 (about K3.1 million) will be allocated for project activities in PNG.

The scope of the project includes PNG as well as the Marshall Islands, Federated States of Micronesia, Samoa,
Tonga, Tuvalu and Vanuatu, and intends to benefit people transiting through targeted points of entry (PoEs)
in Pacific countries as well as public health law enforcement officials in border areas.
The six PoEs in PNG supported by the project are:
•    PORT Moresby Jackson International Airport;
•    PORT Moresby sea port;
•    VANIMO land border;
•    WEAM land border;
•    BUKA Airport; and,
•    KIETA sea port.
Border management infrastructure and public health equipment provided to PNG will include handwashing stations,
 toilet stations, isolation unit/quarantine facility,
Coronavirus testing point or screening area upgrades of thermal scanner,
including equipment to support thermal scanners and emergency response equipment.

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90歳の男性が遺骨収集を計画 兄が戦死したブーゲンビル島へ(2022.12.15、テレビくまもと)
https://news.yahoo.co.jp/articles/67c31b16e4360f800437dbd0430ede24ac9cadf5
≪URL をクリックすると、映像を見ることができます。≫

戦後77年、熊本市に住む90歳の男性が太平洋戦争の激戦地・ブーゲンビル島で亡くなった兄の遺骨を探しています。
少ない手がかりの中、遺骨収集実現に向け活動する姿を追いました。
【熊本市西区在住 槌田 春義さん 90歳】 「熊本駅で見送りをしまして、万歳万歳で見送りした記憶があります。
遺骨は、石ころが入っているだけだった。それが今もお墓に入っている」
熊本市西区に住む槌田 春義さん 90歳。
太平洋戦争の激戦地・パプアニューギニア領ブーゲンビル島で戦死した兄・直人さんの遺骨を探しています。
 1943年・昭和18年11月から終戦まで続いた『ブーゲンビル島の戦い』には
熊本の旧陸軍第6師団からおよそ3万2000人が派遣され、2万人以上が亡くなりました。
県出身の戦死者は5000人以上と推定されています。
【熊本市西区在住 槌田 春義さん 90歳】
「最初は、戦病死だといっていたんですよ。

ところが最終的にはマツンケイということで機銃掃射による腹部貫通で
その日のうちに亡くなったことが分かりまして」
 槌田さんは仕事で50年間熊本を離れていましたが10年前に帰郷。
 毎年10月におこなわれているブーゲンビル島墓前祭に参加したことがきっかけで 兄の最期を知ることができました。
 槌田さんの兄・直人さんは昭和18年8月に召集されブーゲンビル島の戦いが始まる直前に島に入りました。
日本軍が劣勢になる中、直人さんはマツンケイという場所で塩を作る『製塩班』の 班長を任されましたが
作業中に攻撃を受け、戦死したということです。

*昭和19年9月 ブーゲンビル島マツンケイで戦死
【熊本市西区在住 槌田 春義さん 90歳】
「(兄は)10人弱の人を連れて、製塩作業をしていた。
人数が少ない、場所が狭い範囲であれば誰かそのお墓を知っている人がいるかも知れない…と」
ブーゲンビル島に行ったことのない槌田さんは体が元気なうちに遺骨を探しに行きたいと考えていて
甥の松永光男さんと兄の足取りを特定する作業を進めています。
そして先日槌田さんと同じように兄の遺骨を探している熊本県ブーゲンビル島会の 舩崎三義さんと
全国ソロモン会熊本支部の協力で、長年ブーゲンビル島について
 研究を続ける京都市在住の大西正幸さんに現地の状況を聞くことができました。

【ブーゲンビル研究者 大西 正幸さん】
「マツンケイという場所は近くに村がある。その村に泊まれるかどうかわからない。
 今度はボートで行きたいという話なので」
【全国ソロモン会熊本支部 黒木伸男 支部長】
「船が揺れなきゃいいけど、スコールも2~3回来ますので、過酷なボートの旅になります。
(徒歩移動は)現地の人が4時間かかるんだったら、日本人は8時間かかります。倍の時間を見ていないとだめ」
【熊本県ブーゲンビル島会 舩崎 三義 理事】
「口で伝えられる語り草(文化)は、鮮明に残っております」槌田)「ですからマツンケイで、
あそことあそこに骨を埋めたと伝わっていたらいいですよね」
現在、国による国外の遺骨収集事業は新型コロナの影響でストップしていますが
槌田さんの兄・直人さんの埋葬場所がわかれば事業再開後、 調査が入る可能性もあると いいます。
【ブーゲンビル研究者 大西 正幸さん】
「熱意はひしひしと伝わって、
見つかればいいな~と思うんですが現地に知り合いが多少いますがつながりが見つかれば口伝えの文化なので、
可能性はある。その道を探りたいと思います」
【熊本市西区在住 槌田 春義さん 90歳】
「私も余生も限られているから、全財産を投じてでも探して、
骨を持って帰りたいという気持ちを持っています。
遺族はみんなそんな気持ちを持っているんですよ。 私も諦めていたんですが、何か可能性がでたなと。
だったら兄のためにもやらなければいけないという気持ちでいっぱいです」 やさしく真面目で家族思いだった兄。
その面影を胸に槌田さんは遺骨収集の実現に向け準備を続けます。

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◎    日・パプアニューギニア外相会談(2022.11.16、外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/pg/page3_003520.html
 現地時間11月16日、午後6時00分(日本時間同日午後8時00分)から約30分間、
APEC閣僚会議出席のためタイ・バンコクを訪問中の林芳正外務大臣は、
ジャスティン・トカチェンコ・パプアニューギニア独立国外務大臣
(Hon. Justin W. TKATCHENKO, Minister for Foreign Affairs, Independent State of Papua New Guinea)と
外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
1.    冒頭、林大臣から、ロシアがキーウを含むウクライナ各地を激しく攻撃していることを非難する、
そうした中、ポーランドにおける爆発の情報に接したことを大変憂慮しており、調査の進展を注視している旨述べました。
また、ウクライナ情勢は、国際秩序の根幹に関わる問題であり、緊密に連携していきたい旨述べました。
トカチェンコ大臣から、林大臣と認識を全く同じくすると述べました。

2.    林大臣から、パプアニューギニアは、太平洋島嶼国地域の安定と繁栄の要であり、
天然資源の貿易等を通じ強固な絆で結ばれている日本の重要なパートナーであり、
良好な両国の関係の更なる発展や「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、
トカチェンコ大臣と協力していきたい旨、述べました。
3.    林大臣から、昨年の第9回太平洋・島サミット(PALM9)以降、
「太平洋のキズナ政策」の下、太平洋島嶼国のニーズを踏まえて進められている日本の対パプアニューギニア協力に関する取組を説明し、
トカチェンコ大臣から日本の取組に対する謝意が表明されました。
また、両大臣は、太平洋島嶼国地域情勢について議論し、その一体性が重要であるとの認識で一致しました。
4.    両大臣は、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
また、林大臣から、ロシアによるウクライナ侵略について、力による一方的な現状変更の試みは看過されてはならない旨述べました。
5.    両大臣は、東シナ海や南シナ海における力による一方的な現状変更の試みや経済的威圧に対し、
国際社会が一致して反対の声を上げていく必要があるとの認識で一致しました。
6.    両大臣は、国連の信頼回復のため、安保理改革を含む国連の機能強化が必要であり、
両国で連携していくことで一致しました。

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◎    林外相 一方的な現状変更に反対 パプアニューギニア外相と一致
(2022.11.16、NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221116/k10013894171000.html
林外務大臣は、訪問先のタイでパプアニューギニアの外相と会談し、
中国を念頭に東シナ海や南シナ海での一方的な現状変更の試みや経済的威圧に、
国際社会が一体となって反対していく必要があるという認識で一致しました。
APEC=アジア太平洋経済協力会議の閣僚会議に出席するためタイのバンコクを訪れている林外務大臣は、
日本時間の16日夜、パプアニューギニアのトカチェンコ外相と会談しました。
 会談で、林大臣はロシアによるウクライナ侵攻は国際秩序の根幹に関わる問題だとして緊密に連携していく考えを伝えると、
トカチェンコ外相も「認識は全く同じだ」と応じました。
 また、両外相は、中国を念頭に東シナ海や南シナ海での一方的な現状変更の試みや経済的威圧に、
国際社会が一体となって反対していく必要があるという認識で一致し、
「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて協力していくことを確認しました。
 さらに、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮への対応や、
安保理改革を含む国連の機能強化に向けても緊密に連携することを申し合わせました。

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米中覇権争いが南の島にも【報道特集】(2022.11.18、TBS)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/207758?display=1
アメリカ、中国という二大国が、南太平洋の島国へ関係強化に乗り出している。
中でも最も大きな国土なのがパプアニューギニア。この場所で起きている米中対立の最前線とは。
  ≪上記URLをクリックすると、放送された映像が閲覧出来ます ≫

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◎    丸尾次席、PNG国防軍軍楽隊の壮行会へ出席(2022.11.2、在PNG日本国大使館)
 https://www.png.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000244.html

11月2日、当館丸尾次席参事官はポートモレスビー市内Murray Barrackにおいて実施された
PNG国軍軍楽隊の壮行会に出席しました。
PNG軍楽隊は今月開催される自衛隊音楽祭りに招待されており、
初めて本邦にて演奏を披露します。

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