メルマガ・広報誌

vol.360(3月20日)

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◎    銀ピカ三式戦闘機「飛燕」ついに完成! 奇跡の里帰り機 “原寸大模型” なぜ製作?
今後の予定も(2024.3.13、乗りものニュース) https://trafficnews.jp/post/131509
茨城県で三式戦闘機「飛燕」の原寸大模型の完成お披露目が行われました。現地へ足を運び、
関係者らに製作の経緯を聞いたところ、新たに開設される史料館で実機とともに展示されることが判明しました。

3年以上かけて完成「飛燕」の実物大模型
 茨城県小美玉市にある株式会社日本立体(齊藤裕行社長)の工場において2024年3月1日、
完成した三式戦闘機「飛燕」の原寸大模型が、プレス関係者に向けて公開されました。
この機体は当時の素材に近いアルミ製で、計画から完成まで3年以上の歳月がかけられた立派なものです。

 同社は全国各地からの依頼により、こうした太平洋戦争時代の旧日本陸海軍機の原寸模型を作っており、
今回の「飛燕」は5機目の製作になるとのこと。今回、完成した三式戦闘機「177号機」は当初、
初期型の一型甲(キ61-I甲)として製作されたものの、
お披露目会ではマウザー砲と呼ばれた長銃身の20mm機関砲を主翼に搭載して完成しており、
これによって見た目が強くなった印象を受けました。
 当時の日本の戦闘機では珍しい液冷式エンジンを搭載した「飛燕」は、
旧日本陸軍の1人乗り戦闘機として太平洋戦争中盤から終戦にかけて、南太平洋や本土防空戦などで用いられています。
 各型合計で3000機以上生産されましたが、このうちの1機が戦後、
パプアニューギニアのジャングルで発見されます。
これを、オーストラリアのコレクター経由で2017(平成29)年に岡山県倉敷市でオートバイ部品・用品を製造、
販売する株式会社ドレミコレクションの武 浩社長が入手。こうして、
長らく南方に行ったままであった「飛燕」が日本へ里帰りすることになりました。

実機を里帰りさせたのに、なぜ新たな機体作った?
 当初、武社長は同機を復元し、貴重な産業遺産として歴史を後世に伝えようと考えますが、
岡山在住の元工員や関係者らが「飛燕」を前にして感動する様子を見て、
復元ではなくレプリカを製作することに計画を改めました。
この方針転換は、関係者が高齢化するなか、残された時間を考えてのことだそう。
原寸大模型であれば、見学者が理解しやすいため、
これとパプアニューギニアから里帰りした「飛燕」の実機を並べて展示することにしたのです。
こうした強い想いが、日本立体の齊藤社長を動かして、この日の完成に至りました。

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◎    発展途上国支援のため、はしご付消防ポンプ自動車を譲与します。(2024.3.15、岡崎市)
https://www.city.okazaki.lg.jp/houdou/p040355.html
 外務省・総務省消防庁を通じ中古消防車の支援要請を受けて、
その目的と意義が日本政府による開発途上国支援、国際協力の目的に資することに鑑み、
「一般社団法人日本外交協会(以下外交協会)」へ、
今年度で用途を廃止したはしご付消防ポンプ自動車1両を譲与します。
譲与先の選定を含め、譲与後の手続きは、外交協会が実施します。
譲与先は、パプアニューギニア共和国パプアニューギニア消防庁(PAPUA NEW GUINEA FIRE SERVICE)が候補になっています。

 以下のとおり、譲与式を行います。
1 日時
  令和6年3月19日(火曜日) 14時
2 場所
  東消防署青野出張所(下青野町)
3 譲受者
  日本外交協会 理事長 辻優 様
4 出席者 
  日本外交協会 海外援助事業部長 林田雅明 様
  岡崎市消防長 山﨑武利
5 譲与車両

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◎    Japan gives scholarships (2024.3.18、 The National)
https://www.thenational.com.pg/japan-gives-scholarships/
Japan gives scholarships ... FIVE Papua New Guineans have been awarded scholarships
to study in Japanese universities. A farewell ceremony was held for ...

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◎    島しょ国の国防相と会合 防衛省、秩序維持へ安保協力(2024.3.19、日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA192V30Z10C24A3000000/
防衛省は19日、太平洋島しょ国を中心に15カ国ほどの国防相らを招いた会合を都内で開いた。
法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の維持に向けて海上監視などの安全保障協力を協議した。
南太平洋に進出する中国を念頭に、価値観を共有する同志国などと抑止力の向上をめざす。
同会合は2021年9月にオンラインで催して以来2度目で対面では初めて。
フィジーやパプアニューギニアなどの国防相や警察が出席した。
米国やオーストラリアなどの政府関係者も出た。三宅伸吾防衛政務官は会合で、
気候変動や安保環境の複雑化に触れ「対処するには力を合わせる必要がある」と話した。

防衛省は災害対応の能力向上や不発弾処理を支援すると伝えた。
宇宙やサイバー分野で連携を深める重要性も話し合った。
太平洋島しょ国はもともと米豪の影響力が強い地域だ。
近年は中国が関係の強化に動き、22年にソロモン諸島と安保協定を結んだ。
バヌアツやキリバスでは警察の活動を支援したと指摘される。
日本政府は1997年から3年に1度、島しょ国の首脳級が集まる「太平洋・島サミット」を開き
インフラ整備などを支えてきた。今回の会合は安保面でも協力を深める狙いがある。

木原稔防衛相は15日の記者会見で
「島しょ国は基本的価値や法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の重要性を共有する重要なパートナーだ」と述べた。
「信頼関係を構築し、さらなる防衛協力を推進する」と語った。

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◎    木原防衛相“太平洋島しょ国との連携強化” 国防相ら国際会議(2024.3.20、NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240320/k10014397171000.html
 木原防衛大臣は、太平洋の島しょ国の国防相らによる国際会議で講演し、海洋進出を強める中国を念頭に、
力による一方的な現状変更の試みが進展していると指摘し、
安全保障分野を含め、各国との連携を強化していく考えを示しました。
日本の呼びかけによるこの国際会議は、対面の形で開かれるのは今回が初めてで、
太平洋の島しょ国のパプアニューギニアやフィジー、トンガなどのおよそ20か国の国防相らが出席しました。
 この中で、木原防衛大臣は、海洋進出を強める中国を念頭に「残念なことにインド太平洋地域でも、
力や威圧を用いた一方的な現状変更の試みが進展している。
争いのない豊かな暮らしを子や孫の世代に手渡すためにはこの地域の海が法の支配に基づく
国際秩序のもとで自由で開かれ安定していなければならない」と述べました。
 そのうえで、各国の安全保障分野の能力向上に貢献するため、
OSAと呼ばれる新たな支援の枠組みを通じて防衛装備品などを供与することや、
軍隊の若手の人材を日本の防衛大学校へ留学生として受け入れるなど、連携を強化していく考えを示しました。

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◎    令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力の署名式
(2024.3.8、在PNG日本国大使館) https://www.png.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000303.html
2024年3月8日、日本大使館において令和5年度対PNG草の根・人間の安全保障無償資金協力3件
(総額約760,000キナ(約3,000万円))の署名式が行われ、渡邊大使は資金供与先である、
西ニューブリテン州のホスキンス小学校、ブーゲンビル自治州の聖テリース・ヤマモト小学校、
及びニューアイルランド州医療センターの各代表と贈与契約書署名・交換を行いました。
この支援は、現地の教育環境改善のために必要とされている教室の建設や医療環境改善のための
中古救急車の再利用等に使われます。
 渡邊大使は、「本件での協力を通じて、将来にわたって日本とパプアニューギニアの人々の
友好のシンボルとして記憶されることを願っています。
この資金協力によるプロジェクトの恩恵を受けた児童・生徒・教師、地域住民や医療従事者が、
国の発展やパプアニューギニアと日本の友好関係の更なる発展のために重要な役割を担ってくれることを心より期待しています」
と述べました。

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◎    国際女性デー】虹の中の行進~女性の未来に祝福を~(2024.3.10、在PNG日本国大使館)
https://www.png.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000305.html
 皆さんは国際女性デーについてご存じですか?国際女性デーは、女性の地位向上、
女性差別の払拭等を目指す国際的な連帯と統一行動の日で、毎年3月8日に制定されています。
今年は3月10日(日)に国際女性デーに係るイベントがポートモレスビーで行われました。
早朝からヒューバート・マレースタジアムを出発して、5km先のエラビーチを目指す行進イベントです。

 途中で突然の雨に見舞われましたが、すぐに空は晴れて、行進が進む先には綺麗な虹が架かり、
まるで女性達のこれからの未来を祝福しているようでした!渡邊大使も本イベントに出席して、
ゴール地点のエラビーチにて祝辞を述べました。

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◎    2024年度上半期大使館推薦国費留学生の渡日前壮行会の開催
(2024.3.12、在PNG日本国大使館) https://www.png.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000306.html

2024年度上半期の大使館推薦国費留学生プログラム(研究)において、PNGから5名が選出されました
。渡日を2週間後に控えている中、公邸にて激励の意を込めた壮行会を開催しました。
各留学生が渡日に係る意味込み等をスピーチする中、ディウラ・メラニー氏は“昨年応募した時は結果が奮わなかったが、
今回再チャレンジして渡日の夢が叶ったことが心から嬉しい”と述べました。

渡邊大使から留学生に対して“皆さんは今後日本とPNGの架け橋として重要な役割を担っている。
本プログラムを通じて、学問だけではなく、日本の景色、食事、文化、歴史等を楽しんで頂き、
皆さんにとって一生を通じての財産になって欲しい”と激励の言葉を述べました。
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