メルマガ・広報誌

vol.361(4月1日)

★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★
◎    太平洋島嶼国が集結、OSAなど発展に貢献(2024.3.21、航空新聞)
https://www.jwing.net/news/76398
防衛大学校への留学受入れ、人材育成も協力
 日本と太平洋島嶼国各国が共通する安全保障認識の情勢を図る
「日・太平洋島嶼国国防大臣会合(JPIDD)」は3月19・20日に都内ホテルで開かれ、
太平洋地域で効果的な協力基盤の構築に向けた協議が行われた。
その中で木原稔防衛大臣は、「政府安全保障能力強化支援(OSA)」で貢献することに言及したほか、
防衛大学へ留学生を受入れるとするなど、積極的に協力する姿勢を強調。日本の存在感を示した。

 JPIDDの開催は2021年9月のオンライン開催に続く2回目。対面での開催はこれが初めてになる。
参加した国はVTCも含め、日本、フィジー、パプアニューギニア、トンガ、オーストラリア、
カナダ、クック諸島、フランス、ミクロネシア、キリバス、マーシャル諸島、ナウル、
ニュージーランド、ニウエ、パラオ、ソロモン諸島、ツバル、英国、米国、バヌアツ。

 会議では、環境問題を含む地域課題への取組みについて、
参加各国が相互に協力する必要性が示されたほか、
偽情報による影響工作や、宇宙・サイバー分野などでも協力を推進していくとした。

こうした関係強化は、近年設備投資などを理由に同地域での影響を強める中国に対するけん制となる。
日本からは連携強化とともに、独自のアプローチとして太
平洋島嶼国地域の中心性・一体性・オーナーシップ強化を示す。

木原大臣は、日本から発出した3つの原則と2つの連携を「COCONUT(ココナッツ)
:Corporation Concept for United Security Effort」と名付けて連携の強化を強調した。


★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★
◎    日本酒の魅力、世界に広めて 老舗酒蔵で留学生向け見学会 秋田(2024.3.23、毎日) 
https://mainichi.jp/articles/20240323/k00/00m/040/182000c

 秋田県大仙市の老舗酒造会社「刈穂酒造」で23日、
県内在住の外国人留学生と外国人教員を対象にした酒蔵見学会が開かれた。
海外から来た人たちに酒造りの工程の見学や試飲を通じて日本酒の魅力を知ってもらおうと、
東北6県を管轄する仙台国税局が企画。

昨年、青森、山形両県で初めて開催し、今年は秋田と青森、宮城、福島の4県に拡大した。
 今回参加したのは秋田大と国際教養大学に在学する留学生13人(同行者1人含む)と教員2人。

伊藤洋平社長のあいさつに続き、「日本酒ができるまで」の動画を視聴した後、
酒蔵の見学やフードマッチングを組み合わせた試飲を楽しんだ。 
用意されたお酒は「活性純米酒 六舟」など5種類。

ハタハタの唐揚げなど地元食材を使った料理も酒にあわせて5品用意された。

 パプアニューギニアからの留学生で秋田大大学院博士課程のモイラ・ルンジさんは
「日本酒を飲むのは初めて。どれもとてもおいしい。母国ではビールがポピュラーだけど、
日本酒も飲める機会があれば人気が出そう」と堪能していた。


★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★
◎    仏クレディ・アグリコル、LNG事業の融資停止 脱炭素の取り組み
(2024.3.26、ロイター)https://jp.reuters.com/markets/global-markets/T37APOFTBNOCDEFYLLLUVD4H5Q-2024-03-26/

[パリ 25日 ロイター] - フランスの銀行大手クレディ・アグリコル(CAGR.PA), opens new tabは25日、
液化天然ガス(LNG)2事業への融資を行わないと発表した。

温暖化対策の一環として化石燃料開発事業への新規融資を行わないとの方針に沿ったものと説明した。

環境保護団体などの圧力を受け、バークレイズやHSBC、BNPパリバなども石油やガス事業への融資を削減している。

クレディ・アグリコルは、
エクソンモービル(XOM.N), opens new tab とエニの (ENI.MI), opens new tabが行うモザンビークの事業と
トタル(TTEF.PA), opens new tab、サントス(STO.AX), opens new tab、エクソンモービルが進める
パプアニューギニアのLNG事業への融資を取りやめる。

クレディ・アグリコルは当初、これらの事業の財務アドバイザーだった。


★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★
◎    習主席、台湾断交国と相次ぎ首脳会談 ナウル・ドミニカ(2025.4.25、日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM259110V20C24A3000000/
【北京=田島如生】中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は25日、
太平洋島しょ国のナウル、カリブ海の島国ドミニカの両首脳とそれぞれ北京で会談した。

いずれも台湾と断交し、中国と国交を結んだ国だ。
首脳を招いて厚遇し、台湾と外交関係のある他国にも断交を促す思惑がある。

中国国営中央テレビ(CCTV)が伝えた。
習氏はナウルのアデアン大統領、ドミニカのスケリット首相と相次ぎ会談した。
両首脳は台湾が中国の一部という「一つの中国」原則を支持すると改めて表明した。

これに関連し、中国外務省の林剣副報道局長は25日の記者会見で、
台湾と外交関係をもつ南米パラグアイに台湾との断交を求めた。

「国家の発展と国民の福祉を考えるなら、歴史上の正しい選択をすべきだ」と述べた。
習指導部は台湾の与党・民主進歩党(民進党)の蔡英文(ツァイ・インウェン)政権と対立し、
1月の台湾総統選で勝利した民進党の頼清徳氏も「独立分子」と敵視する。
頼氏が率いる次期政権の5月発足を前に、同党を揺さぶる狙いもある。
/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/