メルマガ・広報誌

vol.369(5月31日)

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  メルマガニュースはPNGにかかわるニュースを選択して
 ご案内いたしております。  
 
  インターネット上等で配信されておりますPNGについての記事を取りまとめ
 会員の皆さまにご連絡いたしておりますが、その報道、配信内容について、
 特定の考え方などを協会として支持するものではございません。
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◎ 当協会のエンガ地滑り災害への義援金(募金)のお願いは最下段にございます。 
ぜひ義援金へご協力をお願いいたします。

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◎    パプアニューギニア地滑り 7800人余避難
“一刻も早い支援を”(2024.5.28、NHK) 
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240528/k10014463701000.html

南太平洋のパプアニューギニアで発生した地滑りで、
国際赤十字・赤新月社連盟の現地の担当者は「被害があった地域には7800人余りの人が住んでいて、
その多くが避難を余儀なくされている」として、一刻も早い支援が求められると訴えました。

パプアニューギニアでは今月24日、
首都ポートモレスビーから北西に600キロほど離れた山間部のエンガ州で地滑りが発生しました。

 国連のIOM=国際移住機関は、この地滑りで150軒の住宅が土砂に埋まり、
670人以上が犠牲になった可能性があるとしているほか、
ロイター通信などによりますとパプアニューギニア政府は少なくとも2000人が生き埋めになったという
推計を明らかにしていますが、これまでに確認された死者は6人にとどまり、
被害の全容はわかっていません。

 こうした中、国際赤十字・赤新月社連盟パプアニューギニアの五十嵐真希さんはNHKの取材に対し
「まだ山が崩れていて2次被害のおそれもあり、捜索や救助が難航している。
地滑りが起きた地域には、およそ1400軒の住居があり7800人余りの人が暮らしていて、
その多くが避難を余儀なくされている」と話しました。

その上で、現場は山岳地帯で幹線道路が寸断されているほか、
周辺では部族どうしの抗争もしばしば起きていて、
物資を届けたり救助隊が近づいたりするのが難しい状況だとして、
一刻も早い支援が求められると訴えました。

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◎     被災者数推定に大きな隔たり パプアニューギニア地滑り(2024.5.28、Yahoo/AP)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b062a93da25cbd615e5a91f7aa79ad4350d599d

ポートモレスビー、パプアニューギニア、5月28日 (AP)
  ― 南太平洋のパプアニューギニア政府は国連に対し、
同島で5月24日に発生した大規模地すべりで、
2000人以上の住民が生き埋めになった可能性があると報告し、国際社会の支援を要請した。

 国連は、地滑りで670人が死亡したと推定していたが、現地政府からの報告はその3倍近い数だ。
これまでに6人の遺体しか収容されていない。

 PNG国家災害センターの所長代理は5月26日、国連の現地コーディネーター宛の手紙で、
地滑りで「2000人以上が生き埋め」となり、
エンガ州ヤンバリ村に「甚大な被害」をもたらしたと述べた。

 地滑り発生以降、死者の推定が大きく異なっており、
PNG政府がどのようにして死者数を割り出したのかが明らかにされていない。
 PNG政府と緊密に協力し、国際的な対応で主導的な役割を担っている国連の国際移住機関は、
新たな証拠が出るまで、26日に発表した死者数670人という推定値を変更していない。

 670人という推定は、エンガ州とヤンバリ村の役人が、
地滑りで埋まった150戸を超える家屋から逆算した数値だという。
 一方、2000人という政府推定の根拠について、
27日になってもPNGのマラピ首相からの回答はなかった。
 エンガ州全体が部族間の抗争に明け暮れているため、
国際な救援隊や物資輸送に軍隊の護衛が必要なほど情勢が緊迫している。
加えて、被災地がへき地であり、地盤が不安定な上に、通信手段がないなどの理由で、
災害の規模を把握すること自体が困難な状況だ。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
 
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◎    政府 パプアニューギニア地滑りでJICA通じテントなど無償提供(2024.5.29、NHK) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240529/k10014465111000.html

南太平洋のパプアニューギニアで発生した地滑りで被害を受けた人たちに対し、
日本政府は、JICA=国際協力機構を通じてテントや毛布などを無償で提供することを決めました。

パプアニューギニアでは5月24日、
首都ポートモレスビーから北西に600キロほど離れた山間部のエンガ州で地滑りが発生し、
多くの人たちが被害を受けているということです。
これを受けて日本政府はJICA=国際協力機構を通じて
▽テント250張り
▽毛布1500枚
▽浄水器5台などを無償で提供することを決めました。
外務省は「日本はパプアニューギニアの国民とともにあり、
追加の支援も含め、緊密に協力していく」としています。

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◎    パプアニューギニア:大規模地すべり被災者の4割は16歳未満の子ども
【プレスリリース】(2024.5.29、PRTIMES/ユニセフ)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002352.000005176.html
パプアニューギニア・エンガ州で現地時間24日未明に発生した大規模な地すべりは、
数百名が犠牲となり、数千人が家を失う大惨事となっています。道路や通信、
水道などの重要な社会インフラも破壊され、被災地へのアクセスが制限されるなど、
極めて厳しい状況のもと、パプアニューギニアの国防軍の主導で行われている行方不明者の捜索や
被災者支援に参加するユニセフ(国連児童基金)も、支援体制を強化しています。

ユニセフ・パプアニューギニア事務所のアンジェラ・カーニー代表は、
「ユニセフは、パプアニューギニア当局や地元のコミュニティと緊密に協力し、
この恐ろしい災害で被災した方々が必要とする支援を提供しています。
被災者の40%以上が16歳未満の子どもたちです。子どもたちの多くが、
家族や家、生活そのものを失ったことで、心に深い傷を負って
います」と述べています。

初動対応としてユニセフは、衛生的な環境を保つことが難しい被災地で、
バケツや飲料水用ポリタンク、石けん、再利用可能な生理用ナプキンなどを含む衛生キットを既に配布。
このほかにも、避難所においてさまざまな支援物資を提供しています。
さらに、こうした支援と並行して、現地の政府機関などと連携して展開する災害時迅速評価活動において、
「水と衛生」「教育」「子どもの保護」「保健」「栄養」の分野での評価に参加。
特に子どもたちの中・長期的支援ニーズを把握する取り組みも支援しています。

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◎    パプア地滑りネット募金はじまる/2,000人以上が生き埋めの恐れがある/
パプアニューギニアの地滑り。被災地へ緊急支援を開始します。(2024.5.29、PRTIMES/ADRA)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000049238.html

日本時間5月24日午前2時ごろに、
パプアニューギニアの首都から北西600キロほど離れたエンガ州ヤンバリ村で地滑りが発生しました。
2,000人以上が生き埋めとなっている恐れがあります。
地盤が不安定で被害拡大の危険も高まっており、人々の捜索救援は難航しています。
ADRAは被災した人々に寄り添った支援を届けるため、緊急募金をスタートします。

世界約120か国に支部をもつ国際NGO ADRA
(アドラ、本部:アメリカメリーランド州/日本支部:認定NPO法人ADRA Japan <アドラ・ジャパン>
東京都渋⾕区神宮前1-11-1  理事長:柴⽥俊生)は、
パブアニューギニアの地滑りで甚大な被害が出ていることを受け、緊急支援を行ないます。

日本時間5月24日午前2時ごろ、首都から北西600キロほど離れたエンガ州ヤンバリ村で地滑りが発生しました。
2,000人以上が生き埋めとなっている恐れがありますが、地盤が不安定であり、
被災地へアクセスできる道路も破壊され、人々の捜索救援は難航しています。
国連による初期推計では死者は670人を超えると言われています。
すでに150の家屋が堆積した8メートル以上の土砂に埋もれており、
更なる土砂崩れを回避するため8,000人が避難を強いられています。

政府当局は、国連NGO等と災害対応のための調整を進めています。
捜索・救助活動が優先される中、被災者への医療、避難所提供、食料、
心理社会的支援を含む早急な人道支援が必要とされています。
ADRAは、現地行政、国連、NGO、教会組織などと調整し、子ども、女性、
高齢者、障がい者なども視野にいれ、特に弱い立場にある方たちが取り残されないよう、
人々に寄り添った緊急支援に取り組みます。被害の全容はまだ明らかになっていませんが、
緊急的な食料や生活用品等の配付、そして、清潔な水と衛生のための支援、
教育支援など、人々の命をつなぎ尊厳を守るための活動を見込んで準備を開始しました。
パプア地滑り被災者支援のため、
Vポイント(旧Tポイント)やクレジットカードで寄付ができるYahoo!ネット募金に、
特設募金サイトを開設し、ご寄付を呼び掛けています。
温かいご支援をよろしくお願いいたします。

V(T)ポイントやクレジットカードで寄付ができるYahoo!ネット募金
パブアニューギニア地滑り|2,000人以上が生き埋めの恐れ。被災地へ緊急支援を
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5186031

ADRA Japan
パプアニューギニア緊急募金はこちらから
  https://congrant.com/project/ADRAJapan/11997/

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◎    パプアニューギニア独立国エンガ州における地滑り被害に対する緊急援助
-物資供与-(2024.5.30、JICA PNG事務所)
https://www.jica.go.jp/overseas/png/information/press/2024/1540195_52907.html
パプアニューギニア独立国エンガ州で発生した地滑り被害に対し、
同国政府からの支援要請を受けて、国際協力機構(JICA)は緊急援助物資供与を下記のとおり実施します。

         記
1. 被災状況
 パプアニューギニア国エンガ州において5月24日に発生した地滑りにより、
甚大な人的・物的被害が発生しています。
5月29日時点の被害状況(パプアニューギニア政府による発表)

死者  670人超
被災者  7,849人(推計)
2. 物資供与の内容
(1) 緊急援助物資内容(JICAシンガポール倉庫分)
  ・テント
  ・毛布
  ・プラスチック・シート
  ・スリーピングパット
  ・ポリタンク
  ・浄水器
(2) 輸送日程
至近便でポートモレスビーへ輸送を調整中

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◎    Santos signs LNG supply contract with Hokkaido Gas(2024.5.30、The National)
https://www.thenational.com.pg/santos-signs-lng-supply-contract-with-hokkaido-gas/
... Japanese gas utility providing natural gas in the Hokkaido region of Japan.”
He said the agreement demonstrated Santos' commitment to providing ...

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◎    エンガ州保健局とHANDSの関係者がJICA PNG事務所を訪問(2024.5.2、JICA PNG事務所)https://www.jica.go.jp/overseas/png/information/press/2024/1539167_52907.html

5月2日、エンガ州保健局のコカ副局長と、ライガム郡のレーン保健担当官が、
JICA PNG事務所を訪問しました。この訪問には、
日本のNPOであるHANDSのプロジェクトマネージャーである寺田美和さんも同行されました。

同団体は、これまでも当地で地域に根付いた活動をしていますが、
今年からより深く母子保健の改善に焦点を当てた活動を始めました。
この新しいプロジェクトは外務省の日本NGO連携無償資金協力を活用して行われています。
また、来年2025年からはJICA草の根技術協力事業でも案件を始める予定となっています。

JICAは、エンガ州の人々の健康改善のため、
そしてパプアニューギニアの保健医療改善のモデル事業となるよう、
エンガ州保健局やHANDSの皆さんと協力していきます。
2018~2022年にHANDSが実施したJICA案件はこちら。

https://www.jica.go.jp/activities/schemes/partner/kusanone/partner/n_files/png_03_p_re.pdf
HANDSの現地での活動の様子はこちら。
https://www.facebook.com/HANDSPNG/

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◎    東ニューブリテン州でのリンパ系フィラリア症のIDAインパクト調査に関する
医療従事者向けの研修実施支援とその調査の開始(2024.5.23、JICA PNG事務所)

https://www.jica.go.jp/overseas/png/information/press/2024/1539176_52907.html

JICAはパプアニューギニア(PNG)保健省をはじめとする関係パートナー団体と共に、
「フィラリア対策プロジェクトフェーズ2」を実施しています。
PNGは、世界保健機関(WHO)の指定する顧みられない熱帯病(NTDs)の一種である
リンパ系フィラリア症(LF)の蔓延国の一つと認定されており、LFの伝播を阻止するために、
LF対策実施能力の強化、MDA(集団投薬)実施運営能力の開発・強化、TAS
(MDA実施後の感染拡大状況把握のための定点調査)実施運営能力の開発・強化、疾病管理と
身体障害の予防活動のための能力向上等を行っています。
これらの活動によって、LF対策の強化と全国拡大に向けた制度化を図り、感染拡大を阻止します。

4月25日、JICAを含めたフィラリア対策プロジェクトチームは、
東ニューブリテン州でのMDA実施後の伝播抑制を把握するインパクト調査に先駆けて、
調査チームを対象とした研修を州都ココポにて実施しました。
本調査は、過去のMDAで使用した3薬剤(イベルメクチン、ジエチルカルバマジン(DEC)、
アルベンダゾール)のそれぞれの頭文字を取って、IDAインパクト調査と呼ばれています。
この方法でのMDAの評価はPNGでは初めてです(※過去の他州でのMDAでは2剤で実施したため、
別の方法(TAS)で行われました)。この研修では、医療従事者向けに検査キットの使用方法、
夜間採血を含む採血方法、採血結果の記録方法や具体的な調査の流れなどについてWHO、
パプアニューギニア医学研究所(PMG-IMR)、JICAから説明が行われました。
なお、本研修には州保健局関係者計26名が参加しました。

今後実施するインパクト調査ですが、まず州内のランダムに選定された30村落・町にて、
採血の同意書による確認を受けた住人105人(30村落・町の合計で3,150人)に採血を行い、
迅速検査キットを用いてLF抗原の陽性・陰性を確認します。
そして、LF抗原陽性者には更に追加で、夜間に採血を実施して、
蚊の吸血時に取り込まれるミクロフィラリアの有無をチェックします。その結果を受けて、
陽性者には薬剤の追加投薬を行うという流れになります。現在、本調査、
モニタリング、集計作業が同州内の各地域で実施されています。

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◎    ディヴァインワード大学に日本財団のRead Japan Projectで図書を寄贈
(2024.5.30、在PNG日本国大使館)
https://www.png.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000317.html
5月30日、マダン州ディバインワード大学は日本財団のRead Japan Projectにより
同大学図書館に寄贈された学術図書200冊の図書寄贈式を実施しました。
図書寄贈式には村上書記官が出席し、教師や学生達と交流を行いました。


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令和6年5月30日
パプア・ニューギニア(エンガ)地滑り災害への募金のお願い

日本・パプアニューギニア協会 会長 橋 廣治

5月24日にエンガ州にて発生しました地滑り災害は行方不明者が1,000人を超えるとも報道されており、
標高2000mを超える山間部では寒さに耐えながらの救出作業が進められているようですが、
人々の暮らしに平穏が訪れるにはまだまだ時間がかかると思われます。

パプア・ニューギニア政府が国際援助を求めたことから、
当協会としても義援金をお送りすることといたしました。 

被災地に迅速かつ効果的に資金を送るため、
当協会と日頃より協力関係にあります
「特定非営利活動法人 HANDS」さんを通じて現地を支援することといたしました。

HANDSさんは日本の国際協力NGO団体としてJICA/外務省のプログラム等を含め、
長年にわたりエンガで(今回の被災地のLagaip-Porgera郡)地域に根差して
保険医療の仕組みづくりと人材育成を続けられております。
また6月中に現地入りの予定です。 

皆様からの義援金(募金)を心よりお願い申し上げます。

誠に恐縮ですが、HANDSさんの訪問予定が6月24日ですので、
6月21日までにお振込みいただければ幸いです。

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郵便局「払い込み取扱票」または「銀行振込」みでお願いいたします。

1)郵便局にて「払込取扱票」にて下記口座へお振込みください。
口座番号:00140-2-277582 
加入者名:日本・パプアニューギニア協会
(通信欄に必ず「エンガ募金」とお書込みください)

銀行振り込み
2)みずほ銀行  九段支店 普通預金口座 1197991
口座名:特定非営利活動法人 日本・パプアニューギニア協会 
(振込者名を 地震募金 〇〇〇〇(氏名、会社名)としてください)

3)ゆうちょ銀行 〇一九店 当座預金口座 口座番号0277582 
口座名:日本・パプアニューギニア協会
(振込者名を 地震募金 〇〇〇〇(氏名、会社名)としてください)


名前の変更が不可能な場合は、そのままお振込みいただきましても
結構ですが、協会へご入金のご連絡をいただけましたら幸いです。

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