vol.381(9月24日)
★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★◎ 対パプアニューギニア国ODA50周年記念ロゴ
(2024.8.29、JICA PNG事務所)https://www.jica.go.jp/overseas/png/information/press/2024/1550324_52907.html
パプアニューギニア(PNG)における日本の政府開発援助(ODA)は当国独立の1年前である1974年より開始し、
今年は50周年の記念の年となります。
JICA PNG事務所は広報活動の更なる強化とPNGにおけるに日本のODA及びJICAの認知度向上を図るべく、
今般ロゴを策定いたしました。
<ロゴは、上記URLをクリックして閲覧願います>
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◎ JAPAN, PNGDF COMPLETE MILITARY BAND PROJECT (2024.9.11、EMTV Online)
https://emtv.com.pg/japan-pngdf-complete-military-band-project/
Colonel Bruno Malau extended gratitude to the Government of Japan, the Japanese Ministry of Defence and the Japanese Ground Self Defence Force during ...
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◎ パプアニューギニア独立国に対する能力構築支援(軍楽隊育成)について
(2024.9.12、陸上自衛隊)
https://www.mod.go.jp/gsdf/news/defense/2024/20240911.html
陸上自衛隊中央音楽隊は、8月13日から9月10日までの間、
パプアニューギニア独立国の首都ポートモレスビーにおいて、
軍楽隊に対する能力構築支援事業に参加しました。
本事業では、演奏技術の指導及び市内の学校において合同演奏を行い、
同国軍楽隊の能力向上を図るとともに、同国との信頼関係を強化しました。
陸上自衛隊は、引き続き地域の安定に貢献できるよう、
各国の特性に応じた様々な協力を行って参ります。
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◎ 世界気象機関、南西太平洋地域では気候変動の脅威が増大と報告(2024.9.11、EICネット)
https://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&oversea=1&serial=51182
世界気象機関(WMO)は、報告書「南西太平洋の気候の状況2023」を公表した。
同地域(注)では海面の水位や水温の上昇、海洋酸性化が加速し、
気候変動によって島々の存続自体への脅威が増大していると警鐘を鳴らす。
要点は次のとおり。
・気候変動は南西太平洋地域の将来を脅かしている。
・同地域の海面上昇は世界平均を上回る速度で進行している。
・海面水温の上昇や酸性化が生態系や生活に悪影響を及ぼしている。
・早期警戒は気候変動への適応や防災・減災に不可欠である。
報告書によると、1980年 以降、同地域では海面水温が世界平均の3倍 の速度で上昇し、
海洋熱波は発生頻度が倍増している。
2023年 に同地域で報告された水文気象災害は 34件 で、この大部分が暴風雨や洪水に関連しており、
死者は 200人 以上、被災者は 2,500万人 以上にのぼった。
国連は、同報告書の公表にあわせて、
海面上昇の影響に関する最新の科学的知見をまとめた文書を公開しており、
グテーレス国連事務総長は改めて、温室効果ガスの大幅な排出削減と気候変動適応策の強化を訴えている。
(注)対象:オーストラリア、ブルネイ、クック諸島、ミクロネシア、フィジー、仏領ポリネシア、
インドネシア、キリバス、マレーシア、ナウル、ニューカレドニア、ニュージーランド、ニウエ、
パプアニューギニア、フィリピン、サモア、シンガポール、ソロモン諸島、東ティモール、トンガ、
ツバル、バヌアツ
【世界気象機関】
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◎ 石原内閣総理大臣補佐官のパプアニューギニア独立49周年記念レセプション出席
(2024.9.13、外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/pg/pageit_000001_01057.html
9月12日、石原宏高内閣総理大臣補佐官は、
都内で開催されたパプアニューギニア独立49周年記念レセプションに出席し、
来賓挨拶を行ったところ概要以下のとおりです。
1.石原総理補佐官は、パプアニューギニア独立49周年に対する祝意を表すとともに、
日・パプアニューギニア関係の歴史的背景や、近年の両国間の要人往来、
7月に行われた第10回太平洋・島サミットを通じた協力等について述べ、
これらを通じた幅広い分野での良好な二国間関係を一層強化していきたい旨述べました。
2.また、来年は同国独立50周年、
同時に日・パプアニューギニア外交関係樹立50周年を迎える節目の機会であることを紹介し、
両国の友好関係を一層良好なものとすべく、同国との縁を大切にしていきたい旨述べました。
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◎ 約100の部族が集結!パプアニューギニアの「ゴロカショー」村長達の決断で
“争い”が文化の祭典に(2024.9.13、Yahoo/ラジオ関西トピックス)
https://news.yahoo.co.jp/articles/00d8a24311cee241d9d83cba7f9816ca583cccfb
ブラジルのカーニバルやスペインのトマト投げ祭り……。
世界にはさまざまなお祭りがありますが、赤道近くの大小1400もの島々からなる国・
パプアニューギニアには、「ゴロカショー」と呼ばれる祭典が存在します。
なんと約100の部族が集まるそうで、大々的な規模であることがうかがえます。
一体どのようなものなのか、歴史や成り立ちについてパプアニューギニアの旅行会社
「PNG JAPAN」(本社:東京都千代田)に詳しく聞きました。 ☆☆☆☆
パプアニューギニアで毎年3日間にわたっておこなわれる「ゴロカショー」。
ニューギニア島中央部・東ハイランド州にある町、ゴロカを中心に約100の部族が集まり、
伝統的な踊りや音楽が披露されます。
そもそもパプアニューギニアには、人口約1000万人のうちパプア人やニューギニア人、
高地族をはじめ800以上もの部族が暮らし、言語も800以上が日常で使用されています。
ゴロカショーが始まったきっかけは、そんな多くの部族が暮らす国ならではの理由なのだとか。
「パプアニューギニアでは、部族同士の争いがたびたび起こっていました。
その様子を目にしたオーストラリアの統治官たちは、それぞれの部族が誇る文化を通じ、
平和的な方法で競い合うお祭りを思いつきます。そして、申し出を受けたゴロカ地区の村長たちが集まり、
互いの伝統的な歌・踊り・音楽を披露し合う場として始まったのがゴロカショーなのです」(PNG JAPAN)
お祭りに欠かせないといえば、やはり食べ物。会場には地元のさまざまなファストフードショップが並びます。
とりわけパプアニューギニアらしいのが「ムームー」と呼ばれる伝統料理です。
「ムームーとは、パプアニューギニア全土、
さらに太平洋島諸国の多くで人が集まる時に振る舞われる料理です。
地面に穴を掘ってバナナなどの葉に包んだ肉や野菜などを入れ、
焼いた石を入れて水をかけ、大きな葉で穴にふたをして蒸し焼きにするという
古くから伝わる料理法で作られます」(PNG JAPAN) また、
パプアニューギニアでは冠婚葬祭や成人式など、いわゆる儀式も村単位でおこなわれています。
部族ごとに独自のおきてもあり、限られた人だけが参加する土着宗教儀式の面が強いようです。
そう考えると、100の部族が集まるゴロカショーも、
直接関わりのある人以外はなかなか入り込みにくいように思えるのですが、
実際のところどうなのでしょうか…?
「ゴロカショーは儀式的なものではなく、あくまでフェスティバルなので、
誰でも気軽に見物することができます。
海外からの観光客も多い一方、各部族はこの日のために村を上げて準備し、
出演者とその家族や友人・知人などが大挙してゴロカに集結してきます。そのため、
『地域をあげてのお祭り』という側面も強いといえるでしょう」(PNG JAPAN) ☆☆☆☆
毎年、9月におこなわれるゴロカショー。2024年は9月13日~15日の開催となっています。
入場料は3日間で約1万円弱となっており、多くの観光客が見物に訪れるのだとか。
パプアニューギニアの部族がそれぞれの音楽や踊りを披露しようと集うお祭り、
一度は見てみたいものです。 (取材・文=つちだ四郎)
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◎ ワールドミッションレポート(9月13日):
先月レポートしたパプアニューギニアの集団洗礼の詳報(2024.9.13、Christiantoday )
https://www.christiantoday.co.jp/articles/34020/20240913/world-mission-report-september-13.htm
先月8月10日のワールドミッションレポートで、
パプアニューギニアの集団洗礼のレポートを紹介した。
これはセブンズデー・アドベンチスト教会によって短期間のうちに30万人以上が洗礼を受けたとするものだ。
この様子を報じたのが、同教会の報道機関であるアドベンチスト・トゥデイだ。
この集団洗礼は「パプアニューギニア・フォー・クライスト」というキャンペーンの一環で行われた。
しかし、これについてより詳細に突っ込んで調べてみると、内情は決して単純なものではなく、
複雑な状況が浮かび上がった。それで分かったことなのだが、
どうやら今回洗礼を受けた人々の多くはすでにキリスト教徒であり、
アドベンチスト教会に加わることを選んだ者たちの再洗礼であったというのだ。
安息日についての新しい理解が、日曜日から土曜日の礼拝への移行を彼らに促したというのである。
また正確な洗礼者数を確認することは難しく、推定では20万人から30万人以上とされている。
しかし、もしこれが事実であれば、パプアニューギニアにおけるアドベンチスト教会の会員数は
今までの1・5倍以上増加したことになる。
このような集団洗礼が起きる背後には、現地の文化が大きく関与しているようだ。
パプアニューギニアでは村全体が宗教的な決定を一緒に下すことが多く、
個人の信仰よりも地域社会における結び付きが優先されるケースがまれではない。
そういうわけで、この集団洗礼には賛否両論があり、多くの者がこれを意味ある経験と感じる一方で、
分裂を引き起こすこともあったようだ。
政治指導者たちには、今回の集団洗礼を支持する者が多く、
アドベンチスト教会の信徒であるパプアニューギニア首相も集団洗礼式をサポートして、
これに参加している。このことは教会の政治への影響に対する疑問を生じさせているのだ。
また、洗礼を受けた人々が、
自分が信じている信仰をどの程度理解しているのかについても懸念が持たれている。
なお、これらの洗礼に関する情報のほとんどは、
セブンスデー・アドベンチスト教団の広報としての役割を果たす
アドベンチスト・トゥデイの情報源に依存しており、
主流のニュース媒体や独立した情報源からの報道はほとんどない。
もちろんこれによって、報告されていることを全て無効にするわけではないが、
偏りがある可能性や慎重な解釈が必要であることは間違いない。
引き続きパプアニューギニアのために祈っていただきたい。
■ パプアニューギニアの宗教人口
プロテスタント 58・54%
カトリック 26・49%
イスラム 0・04%
儒教 0・02%
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◎ 「研究の一助に」信大卒業生の故・関根倫雄さん探検資料届く(2024.9.13、mgpress )
https://mgpress.jp/2024/09/13/%E3%80%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AE%E4%B8%80%E5%8A%A9%E3%81%AB%E3%80%8D%E4%BF%A1%E5%A4%A7%E5%8D%92%E6%A5%AD%E7%94%9F%E3%81%AE%E6%95%85%E3%83%BB%E9%96%A2%E6%A0%B9%E5%80%AB%E9%9B%84%E3%81%95%E3%82%93/
半世紀経て輝く昭和の青春像
信州大の歴史編さんに当たる同大大学史資料センター(東城幸治センター長、松本市旭3)に、
昭和期の卒業生、故関根倫雄さんの遺品が寄贈された。
関根さんら当時の信大生4人が、南太平洋パプアニューギニア探検から持ち帰った現地の民具や地質調査資料などだ。
関根さんは1965(昭和40)年に入学。
70~71年、仲間3人と地質調査を兼ねてパプアニューギニアを探検した。
卒業後は水資源開発会社に勤めたが、93年飛行機事故に遭い、46歳で亡くなった。
30年たち、妻恵子さん(72、東京都)が「大学史研究の一助に」と、遠征関連の遺品を寄贈した。
福島正樹センター特任教授(70)は「昭和の青春像がよみがえる」と注目し、詳しく調べている。
学生仲間3人とニューギニアへ
信大生時代、パプアニューギニアを探検した故関根倫雄さんは東京都出身。山好きで信大に進んだが、
他大学で探検部が続々誕生したことに触発され、「信大探検会」を結成した。
沖縄・西表島などを探検後、「文明と隔絶した生活を見よう」とパプアニューギニア遠征を発案した。
探検会は解散した後だったが、会に所属した学生3人が賛同。
学内外の支援を得て70年11月、一行は勇躍横浜港を出港した。
関根さん24歳、他3人も23歳か22歳という若さだった。
現地では密林と悪路、悪天候に悩まされた上、荷運びに雇った男たちに
「賃金を上げないなら殺す」と脅され冷や汗もかいた。
それでも立ち寄った村々では歓待を受け、共に飲んで歌った。
ガスや電気、水道のない暮らしが新鮮だった。物見遊山だけの旅ではなかった。
地質学専攻だった関根さんは現地の高山に登り、一帯の地質を調べた。
翌年3月、全員が無事帰国。体験談を土産に大学に凱旋した。
遠征に参加した難波良平さん(76、東京都)は
「関根さんの明朗快活な人柄と統率力なくして遠征成功はあり得なかった」と懐かしむ。
筆まめだった関根さんは現地滞在中、紀行文を書いては写真と一緒に国際郵便で信濃毎日新聞社に送稿。
71年1月25日から4月3日にかけて計14回、
「こんにちはニューギニア信大遠征隊記」というタイトルの連載で紙面を飾った。
貴重な現地資料大学史の一部に
弓矢、装飾品、地図、写真、鉱石標本。
関根さんが持ち帰った段ボール5箱分の品は、妻恵子さんの手で半世紀ぶりに母校に渡された。
福島正樹特任教授はその中に、現地での行動と地質データを綿密に記録した関根さんのノートを発見。
「これで一行がどこで何をしたか、どこの地質を調べたのか分かる。
故人が果断な探検家で、かつ優秀な科学者だったことも浮かび上がる」と喜んだ。
センターはこれまで、寄贈品の分析や関係者への取材を重ね、
「信大の成り立ち」「野尻湖発掘を支えた信大の人々」などの
研究成果をホームページや展示会で発表してきた。
福島特任教授は関根さんの遺品についても「信大の地質学研究の系譜も把握できる貴重な資料。
学生の海外探検も信大の歴史の一部だし、
民具も民族学の資料として学術的価値を備えている可能性はある」とみている。
【信州大大学史資料センター】 信大と前身校の歴史関係の資料の収集、保存、展示などを目的に、
2017年4月設立された学内機関。「信大百年史の編さん」「自校史教育の更なる充実」を目指し、
資料や情報の提供を求めている。10月16日まで信大図書館で「赤レンガ倉庫の考古資料」展を開催中。
パシフィックGX | United Nations Development Programme(2024.9.17、UNDP)
https://www.undp.org/ja/japan/pacific-gx
「気候に対して強靱な発展及びネット・ゼロに向けた太平洋地域における
グリーン・トランスフォーメーション推進計画(太平洋島しょ国GXプロジェクト)」は、
エネルギー転換や再生可能エネルギーの活用を通してコミュニティの強靭化と気候リスクへの適応を促進し、
太平洋島しょ国による気候行動を前進させるとともにグリーントランスフォーメーション(GX)
をテコにした持続的な国の発展やコミュニティの成長を支援しています。
UNDPは、日本政府による資金提供を受けて、2023年からパプアニューギニア、サモア、東ティモール、
バヌアツの4か国で「太平洋島しょ国GXプロジェクト」を実施しています。
地球の平均気温が0.1度上昇するだけで、
気候変動により引き起こされる災害の脅威は格段に高まります。
これらの災害は脆弱な自然生態系や社会経済システムに影響を与え、
ひいては社会の不安定化に拍車をかけます。
太平洋地域の島しょ国はこのような気候危機の最前線に立たされています。
島しょ国が持続的な発展を達成するためには、
化石燃料への依存からの脱却や国民一人一人が気候変動による影響に適応していくことのできる
システムの構築・強化とともに、成長戦略や人々のライフスタイルなどに革新的かつ変革的な転換、
すなわちトランスフォーメーションを起こすことが求められているのです。
そのような中で、太平洋島しょ国GXプロジェクトは再生可能エネルギー技術の導入を通じた
エネルギーの脱炭素化を促進し、それぞれの国でのGX推進を目的としています。
各国での取り組み
パプアニューギニア
パプアニューギニアでは、多くのコミュニティが起伏の激しい辺鄙な山岳地帯に位置しており、
これらのコミュニティへのグリッド電力の供給は複雑で費用が掛かります。
太平洋島しょ国GXプロジェクトのもとで、ブーゲンビル自治区に太陽光発電施設3か所を建設し、
オフグリッドの再生可能エネルギーをより手頃な価格でコミュニティに提供するとともに、
この電力を活用して特に女性や若者の生産性や生計向上を図ることを目指します。
サモア
サモアの輸送・交通セクターは化石燃料への依存度が非常に高く、
国内の二酸化炭素(CO2)の最も大きな排出源となっています。
サモアがパリ協定への貢献目標を達成するためには、
再生可能エネルギーへの迅速な転換を通じてゼロ・エミッションに向けた取り組みを
陸・海運ともに推進することが求められています。
太平洋島嶼国グリーントランスフォーメーション・プロジェクトは、
電動自動車と小型漁船の船外モーター(内燃エンジン)の導入を通じて、
サモアが環境にやさしい低炭素交通システムへ移行することを支援します。
東ティモール
東ティモールでは、再生可能エネルギーの導入と低炭素技術の活用により、
ディーゼル燃料の消費を削減し農村コミュニティを強化することを目指しています。
この目標を達成するために、本プロジェクトは農村地域の1,000世帯に
太陽光発電照明と改良型調理用コンロを提供するとともに、
国立医薬・医療用品保管センターとコミュニティ医療センターへ太陽光パネルを設置します。
また、15の学校でICTラボの修繕や整備を行い太陽光パネルを設置して教育現場での再生可能エネルギーの利用を拡大します。
バヌアツ
バヌアツでは、2030年までに再生可能エネルギーによる100%電化を目指しています。
しかし、2017年の国勢調査によると、
全人口28万人(2017年当時)のうち70%はグリッド電力へのアクセスがなく、
さらにこれらのオフグリッド世帯の半分以上はソーラーランタン以外の電力の利用が全くできない状態でした。
本プロジェクトは、ピコ水力発電施設を建設しこうした地域へ安定した電力を供給することで、
「国家エネルギー転換ロードマップ」の目標達成に貢献するとともに、
持続可能なエネルギーの供給を通じたコミュニティの発展を支援します。
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◎ 部族衝突で30人死亡 金山巡り争い、治安部隊投入―パプア(2024.9.17、JIJI.COM)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024091700670&g=int
【シドニー時事】南太平洋の島国パプアニューギニアの中部エンガ州で、
武装した部族同士の衝突が激化し、少なくとも30人が17日までに死亡した。
パプア政府は非常事態を宣言し、治安部隊を投入して沈静化を図っている。
同州にあるポルゲラ金鉱山で違法採掘が行われたことを巡って部族間で争いが起き、
11日から15日にかけて激しい銃撃戦が行われた。
警察は、両勢力に自動小銃が計100丁以上流れ込んだとの見方を示している。
また、周辺の民家が放火され、女性や子供は避難した。
同金山は5月に発生した地滑りの現場に近く、
災害で人が近づきにくくなったことが治安悪化につながったという。
パプアには今月上旬、ローマ教皇が訪れ、部族間の暴力停止を呼び掛けたばかりだった。
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◎ うれしいニュース。
55年ぶりに「オオハイガシラオオタカ」の存在が確認される(2024.9.17、excite ニュース)
https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_453506/
パプアニューギニアで55年ぶりに希少なタカ科の
「オオハイガシラオオタカ(Accipiter princeps)」の姿が撮影されたそうだ。
オオハイガシラオオタカは、パプアニューギニアのニューブリテン島にのみ生息する猛禽類で、
IUCNのレッドリストでは絶滅の危険性が高い「危急種」に分類されている。
最後にその存在が科学的に記録されたのは1969年のこと。
それ以来、見たという話しはあっても証拠はなく、本物かどうかはわからなかったのだが、
55年ぶりにカメラの前に姿を現してくれた。
55年ぶりにオオハイガシラオオタカをカメラでとらえることに成功
その珍しい写真を撮影したのは、フィジーを拠点に活動する写真家のトム・ヴィールス氏だ。
ヴィールス氏は、世界自然保護基金(WWF)との調査のために、
地元住民に案内されながらニューブリテン島東部ポミオで鳥の撮影をしていた。
その中に「オオハイガシラオオタカ」の姿が映っていたのだ。
ヴィールス氏はWWFのプレスリリースで、「その時はその重要性に気づきませんでした」と語る。
写真の鳥がオオハイガシラオオタカであると確認したアメリカ鳥類保護協会の
ジョン・ミッターマイヤー氏によれば、
この鳥の最後の科学的な記録は「1969年7月にアメリカ自然史博物館に収蔵された標本」であるとのこと。
それ以降、目撃したという話はあっても、
写真・音声・標本といったきちんとした形で記録されることはなく、本物である確証はなかった。
地元住民たちにとってもオオハイガシラオオタカは珍しい。
海沿いにはおらず、ポミオの奥地でごく稀にだけ目撃されるという。
なお地元では、「keango(ケアンゴ)」や「kulingapa(クリンガパ)」と呼ばれているそうだ。
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◎ 「もう一度会いたかった」
千葉県内から延べ500人、遺族高齢化 戦地慰霊訪問、来年度で終了
亡き父の足跡たどった石井猛さん(80)
=松戸市= 【戦後79年千葉 忘れないで】(6)(2024.9.22、千葉日報)
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/1277961
79年前に終わった戦争で親を亡くした遺族らが戦地に赴き弔う「慰霊友好親善事業」が来年度で終了する。
県遺族会によると、会員の高齢化に伴い継続が難しくなったという。
同会の担当者は「弔いに行ける最後の機会になる」と参加を呼びかけているが、高齢化に加え、
新型コロナ禍で中断したことも影響して年々参加者は減少している。
同事業で父親の足跡をたどった遺族の一人に思いを聞いた。
(報道部・大村慧)
この事業は日本遺族会が主催し1991年に始まった。
県遺族会からは昨年度までに延べ505人が参加。
激戦地となって多くの日本人らが戦死したサイパンやパプアニューギニア、グアムなどに赴いたという。
戦地への訪問だけではなく、現地の住民との友好親善も行い、
小学校にサッカーボールや文房具を寄贈するなどしていた。
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◎ 日米豪印が共同声明、海洋安保訓練で新枠組み 対中にらみ(2024.9.22、日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA18AWK0Y4A910C2000000
【ウィルミントン(デラウェア州)=永富新之丞】
日本、米国、オーストラリア、インドの首脳は21日(日本時間22日)、
4カ国の枠組み「Quad(クアッド)」の共同声明を発表した。
海洋安全保障の訓練のための新たな地域枠組みを立ち上げる。海洋進出を強める中国をにらみ連携を深める。
岸田文雄首相、米国のバイデン大統領、オーストラリアのアルバニージー首相、
インドのモディ首相が会議をして「ウィルミントン宣言」と名付けた声明を公表した。
「法の支配に基づく国際秩序の堅持を目指す」と明記した。
日米豪印でルールに沿った海洋秩序の維持、強化をさぐる。
中国が活動を活発にする南シナ海の状況について
「最近の海洋における危険で攻撃的な行動に深刻な懸念を表明する」と記載した。
現実的な中国の脅威への備えとして、
安保の最前線の現場での具体的な取り組みを列挙したのが特徴だ。
2025年から日豪印の海上保安官らが米沿岸警備隊の巡視船に同乗する取り組みを始める。
中国の艦船などの動きに対応するため、各国の知見を共有する目的がある。
通信インフラの整備で太平洋島しょ国を中心に支援していく方針を確認した。
フィリピンやツバルで人材育成支援の拡大や高速通信規格「5G」の普及に向けた協力を模索する。
南太平洋の国々は中国製の通信機器への依存度が高いとされる。
日米豪印は盗聴などサイバー安全保障への懸念に対応する。
災害支援を想定し4カ国の防衛当局が相互に輸送能力を提供できるようにする。
支援物資の事前集積もはかる。がん対策の支援も拡充する。
4カ国の首脳のうち岸田首相とバイデン氏の交代がすでに決まっている。
バイデン氏は21日、記者団に11月の米大統領選後もクアッドの枠組みが継続するか問われ
「11月をはるかにこえて(継続する)」と答えた。
大統領選は民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領との接戦になっている。
多国間協調に否定的なトランプ氏が勝利した場合、
クアッドの枠組みが持続するかどうか懸念する見方がある。
交代前に4首脳で枠組みを堅持する姿勢を共有し、大統領選後をみすえ、
世界へ海洋秩序の維持の重要性を示した。
クアッドの首脳会議は21年から始まった。
ほかにもインド太平洋地域を巡る安保の多国間協調の枠組みが広がる。
日本、米国、フィリピンの3カ国の安保協力や、
米英豪のAUKUS(オーカス)の連携などにより対中国の抑止力を確保する。
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◎ 令和4年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件
「ズーバック小学校校舎整備計画」(引渡式の実施)について(2024.9.18、在PNG日本国大使館)
https://www.png.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000327.html
2024年9月18日、渡邊大使はモロベ州のズーバック小学校において、
我が国の支援により建設された校舎1棟(2教室及び授業準備室)及び備品(支援額約300,000キナ)の
引渡式に出席しました。
引渡式において、渡邊大使は「事業完了に向けた関係者の努力に感謝申し上げる。
日本は過去50年にわたり、パプアニューギニアで多くの事業を展開し、
教育分野にも注力してきた。教育省への支援を通じて、理数科教科書の開発と印刷・配布を行い、
全国の学校に配布されている。日本の協力のもと、
本日の校舎引渡式が日本とPNGの関係を象徴するものとなったことは意義深い。」と述べました。
これに対して、来賓のコニ・イグアン マーカム地区選出議員からは
「ここズーバック村へようこそお越しくださいました。本プロジェクトの完了を嬉しく思う。
日本のこれまでの支援に対する感謝を表すとともに、
これを機会に、
パプアニューギニア及びモロベ州マーカム地区の人々に対する日本政府の継続的な支援をお願いしたい。」
と述べました。
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